[Diamond Game]

Posit

HISTORY

Positは、1990代前半?ごろにコンピューターゲームの作家としても著名な飛田伸一氏によって考案され、やのまんから発売されていた二人用アブストラクトゲームです。

現在は絶版となっていますが、絶版後に同人版として復刻したこともあるようです。

製品版の写真を徳永英司氏よりご提供いただきましたのでご紹介いたします。
Posit パッケージ Posit Posit

ページ右上の写真では、流通していた商品は絶版で、容易に入手できませんので、手近にあるアイテムを使ってゲームを再現しました。

2011年7月に、株式会社ロゼッタCubeSiegerとしてApp Storeから、iPhone, iPod touch, iPad 向けのソフトウェアとして販売しています。Positの発案者が参加して、ソフトウェア版が製作されました。

BOARD & PIECES

Posit 初期配置

6x6のボードを用いて、(赤駒、青駒)画面のポジションから開始します。

キューブ ... ここ(写真)では、三色のチップ
オリジナルでは、キューブを一段ずつ任意の位置に積み上げていきます。積み上げは三個までです。色違いのチップは、二段目に白、三段目に青、四段目に赤を使って、区別しやすくしています。

MOVE

プレーヤーは、一手ずつ交互に次の動作をおこないます。

  1. 自分の駒を動かす
  2. 任意のところにキューブ/チップを置く

各駒は、同じ高さの地面か、一段高い地面に対し、Kingと同じ(縦横斜一マス)動きができます。 一度、段を上がると下に降りることはできません。また、ボード(なにも置いていないところ)を一段目と数えて、四段目に上がることはできません。

相手の駒を取ることはできません。

GOAL

Posit

相手を動けなくした方が勝ちです。

STRATEGY

posit4.jpg

相手に迫るには、キューブ/チップを積み上げていきつつ、自分の駒で迫ることになりますが、これがすなわち自分も追い詰められていることになります。

次の手番で移動できる箇所がいくつあるか、その先はどうなるかを考えて進めます。次の移動の選択肢が少なくて、追い詰められているようでも、複数の分岐点があるところでは体を入れ替えることができます。体を入れ替える場所がいくつあるかが重要で、そこを潰すようにキューブを配置したり、自分の駒で塞いだりします。

もっとも重要なのは、駒が階を上がるタイミングの判断で、先に階を上がるのが不利になることばかりではありません。多くの場合、この判断でゲームの勝敗が分かれます。

また、終盤では一見無駄に見えるようなキューブの配置で逆転することがあり、単純に決着を読みきれそうですが、意外と読みきるのが難しいゲームです。

NOTE

KingsTable / Tablut / Hnefatafl のように、非対称ではなく、双方同じ条件とゴールを目指します。 また、Amazonsとも類似点のあるゲームですが、ゲームの展開がゆったりしています。

ダウンロードできるリソースにPositを印刷して遊べる盤と駒を用意しました。

CubeSieger

CubeSieger

ソフトウェア版のCubeSiegerは、ファミ通 Appの記事には、「新感覚のボードゲームアプリ」と評されているのが、オリジナルを知っている方にとっては [smile]です。

このソフトウェア、ゲームの特徴である3Dの視点や操作を自然におこなえる工夫があり、ゲーム進行もとてもスムーズです。一般に、アブストラクトゲームをソフトウェアにしても、一局対戦しての勝ち負けだけで終わってしまい、繰り返しは遊ばないものです。CubeSiegerでは、対戦結果によって、Game Center内でプレーヤーのスコアが上がる仕組みや詰めモードによって、対戦の軌跡や上達を実感できるようになっています。

こうしたアブストラクトゲームの良質なソフトウェアが、アブストラクトゲーム愛好家が増えるきっかけになればと思います。

SEE ALSO

Posit

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Last-modified: 2017-11-21 (火) 20:08:52 (25d)