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タイトル

Category

  • 日本語
  • アブストラクトゲーム総合
  • 数学・自然科学
  • 情報科学/システム工学

お勧め

☆☆☆

著者

一松 信

出版社

森北出版株式会社 (2003/9) (1968/11)

Review

1968年に出版された原本をPOD版として復刊した一冊。Nimをはじめ、同様のゲームを十数点とりあげ、それぞれの数理を考察しています。もともと、大学の講義であつかわれた題材をまとめたので、数学的内容の濃い本ですが、平易な表現とわかりやすい編集により、数学的な記法になれれば、中学生、高校生でも理解できる個所がほとんどです。ゲームの数理を研究する意義や、コンピューター技術への応用についても言及されています。

本書には、FORTRANによるプログラムも掲載されています。巻末には、計算機にゲームをさせることの意義や、将来複数のコンピューターを接続して、よりよいプログラムにする手法や、自動プログラミングなどにも言及しています。68年当時ですので、コンピューターを使うにも、現在のPCのように占有できるコンピューターはなく、もちろんネットワーク接続されたコンピューターもなかった中、コンピューターの発展の方向を洞察していた著者の視点には、ただただ驚くばかりです。

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Last-modified: 2014-08-23 (土) 18:07:30 (3329d)