[Fire and Ice]

ようこそ

アブストラクトゲームの多くは、偶然に左右されず、局面の情報を全て知った上で抽象的な戦略を立てる、二人*1零和完全情報ゲームです。 将棋だけでも世界中に変種があり、歴史的な変遷も興味深いものです。 ゲーム会社が販売した特殊な用具を使うゲームや、愛好家が考案したオリジナルのゲームも多く存在します。当館では、こうしたゲームの数々を展示しています。

アブストラクトゲームは、他の華やかなゲームに比べると、ニッチな傾向がありますが、世界中に広く支持するファンがいますが、一方でマイナーなゲームに関する用具や文献は入手しにくい状況です。

そこで当館では、ファンによる情報収集・交換を促進するため、実際に遊ぶための駒や盤面の型紙コンピューター上で対戦するアプリケーションやゲーム作成のライブラリなどを公開、ゲームや文献の紹介はもとより、閲覧室にて、アブストラクトゲームに関連するコンピューター、動くソフトウェアやわかりやすい図を取り入れて数学、文化など、さまざまな話題を取り上げています。さらに、世界中のファンとの交流やアブストラクトゲームの創作活動を目的としたゲーム会の開催をおこなっています。

また、別館にアブストラクトゲーム以外のゲームやソフトウェアを紹介しています。今ではあまり見かけないクラシックなコンピューターゲームも展示して、当時のコンピューターやプログラミングについての話題もあつかっています。ぜひご覧ください。

それでは、アブストラクトゲームとサイエンスの世界をじっくりとお楽しみください。

当館の目的

アブストラクトゲームのおもしろさを共有したい。アブストラクトゲームに関連する好奇心を共有したい。そんな思いから、このサイトを立ち上げました。

しかし、将棋/Chessや囲碁などの広く普及してるゲームを除いて、アブストラクトゲームに関する情報/文献はそれほど多くありません。 出版物の多くは、ニッチな領域のためか発行部数が少なかったり、市場に出ていた期間が短く絶版で手に入りにくい状況です。 また、日本語で書かれた資料は対象のゲームの種類や研究の深さも英語のものほど充実していません。 そこで、当館は館長の手元にあるアブストラクトゲームや(英語・日本語のさまざまな)文献、ソフトウェア等を、随時公開・紹介していこうと考えています。

当館は、Wikiベースで構築し、協力者からのコンテンツの提供を募って、集合知を活用した運営を図ります。 これらの活動により、アブストラクトゲームの文化的な多様性を維持し、さらなる普及と発展を目指しています。

このサイトをきっかけに、次のような人が増えることを期待しています。

  • 一緒にゲームを遊べる人
  • アブストラクトゲームを制作する人
  • アブストラクトゲーム・ソフトウェアを制作する人
  • アブストラクトゲーム・エンジンを作成する人

アブストラクトゲームから発展して、次の話題も取り上げます。

  • 数学
  • 情報科学/工学
  • 外国の文化
  • 遊戯史

来館して下さった皆さんの知的好奇心を少しでも刺激できれば幸いに思います。

展示場所について

展示ゲーム

The Gallery に展示してあるゲームのほとんどは、館長所蔵のゲームです。複製品や自ら工作したものも含めて掲載してあります。

参考文献、情報

当館の情報の掲載に際して参照した文献、サイトなどは、閲覧室内の、 参考文献 に、ブックレビューとともにに掲載しています。

参考サイトは、同じくThe Reading Room内のネット上のリソースにまとめてあります。個別の参照をしているページへ、ページ内にリンクを記述しているところもあります。

非公開のページ

ページ名が "_" で始まるページは、一般には公開していません。編集途中の ページであったり、管理上の作業目的のページになります。ご了承ください。

当館のスタイル

当館は、厳密さよりもカジュアルさを重視して運営します。ソフトウェア・プロセスの一手法である、Agile Modelingの考えに基づいてサイト作りを心がけようと思います。

Agile Modelingは、以下のことを実践することを求めていいます。

  • 目的を満たす
  • 理解できる
  • そこそこ正確である
  • そこそこ整合している
  • そこそこ詳しい
  • プラスの価値を提供する [huh]
  • 可能な限りシンプルである

言い訳...

当館では、同じ意味の語を、英語と日本語、慣用的に使われている語を統一せずに使うことがあります。

アブストラクトゲーム = Abstract Strategy Game
駒 = ピース = Piece = 石
盤 = ボード = Board

一般に、ゲームによって、(同じものであっても)固有の呼び方があります。 ここでは、歴史的背景や制作者の意図を尊重した方が良いと考えています。

また、海外向け資料や論文など、英語のまま掲載することもあります。

館の運営とご協力

当館は、

館長
アーヴァイン・システムズ 中島雅弘 (著名:植村富士夫)

と以下の協力で運営しております。

数学・情報科学技術監修
香川大学 富永浩之
楽芸員/Book Reviewer/Game Tester/Game Reviewer/Translator
アーヴァイン・システムズ 所千恵
楽芸員
土井佑紀
後援
ゲーム学会

運営協力者、情報提供を広く受け付けています。

お問い合わせ

当館についてのお問い合わせ、ご意見は、アブストラクトゲーム博物館お問い合わせ窓口に、ご連絡ください。

Privacy Policy

当館のサービスにおける個人情報の取扱い方針は、Privacy Policyに記載しております。

当館へのリンク

当館へリンクを張る際、バナーが必要でしたら下記の画像をご自由にお使いください。

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*1 主に二人ゲームですが、多人数ゲームでもアブストラクトゲームとして成立するものも多くあります

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Last-modified: 2020-08-17 (月) 13:16:36 (1203d)