Abstract Strategy Game Society 第28回 Abstract Strategy Game Society & The Game Party の記録 †開催日 2014年10月18日 ![]() 場所 東京五反田 アーヴァイン・システムズ会議室 今月から年内は、特別企画でKing's Valleyの世界選手権、King's Valley World Rankingを共催しています。 第1部 Abstract Strategy Game Society †正規/参考出展
3 and Cは、三目並べに引き分けがおきないような工夫をしたゲームです。ボードに数字が書き込んであることから、計算をしながらプレーしなければなりません。小学生の算数教育に、ということで、関西大学付属小学校の授業でも採用されているそうです。 今回出展の3 and C Advanceは、ボードのタイルの裏面にも数字が書いてあり、3 and Cよりも難度度の高い遊びかたができるようになっています。 大人には、複雑な計算のストレスがかなり高いゲームです。ボードの配置によって、先手のプレーヤー、後手のプレーヤー、どちらに勝機があるのか検討するのもとても面白く、さまざまな遊び方のバリエーションが提案されました。 猫の好きな場所は、駒をおきながら猫を捕獲したり、閉じ込めるゲームです。立体の駒の特色を活かした、特徴的な駒の動きが魅力です。 ボードサイズ、キューブの形状を検討すれば、より面白くなりそうです。勝利条件を変更するのもよいかもしれません。次回は、今回の検討を反映した作品の出展が待望されます。
初参加の吉田さんは、Hexボードを使って、囲碁とウォー・ゲームの要素を合わせもった Steam Warsを発表しました。ゲームマーケット向けに制作しているそうで、世界観を反映したボードデザイン、駒はレーザーカッターで加工した自作の力作です。ロボット駒を移動させて陣地を拡大させていきます。大きな陣地を獲得して固定砲台を置き、高得点を目指します。ロボット駒2つで、少し強力な合体ロボにすることができます。中央の高得点マスばかりを目指していると、周囲の陣地を突然大量に奪われてしまうことも。プレー時間は30分ぐらい、じっくり対戦するタイプのゲームです。検討後、今後のルールの調整に意欲を燃やしていらっしゃいました。 7は、Nestorによるシンプルな立体パズルゲームで、11月のゲームマーケットで、当館ブースで出品する予定です。 ルールは単純。Hexタイルが4個接続した立体駒を7個ずつ持ち合って、タイルを積み上げるパズル要素満点のゲームです。Nestor自身も、パズルとして遊んでもらえるように、いくつかのプロブレムを提案しています。繰り返し遊んでみることで、見かけ以上の戦略性を発見できるところも魅力です。人気の7には、Hexタイル以外にも四角いタイルを使ったバリエーションも存在しています。 第2部 The Game Party †![]() 今回は、特別企画として、King's Valley World Rankingトーナメントの日本大会も併せて開催。こちらの詳細は、山本さんのページをごらんください。 King's Valley World Rankingの結果も反映された、我らがGame Party。優勝は、常連の土井さん。圧倒的ハイスコアーで勝ちきりました。初参加の吉田さんは、2位と健闘しました。3位は、ゲームを多くプレーした山本さんでした。 今月の副賞は、マロンタルトでした。 第3部 Yet Another Game Party †第3部では、King's Valley World Rankingの熱戦が続きました。 また、古作さんが奈良から参加してくださったこともあり、将棋、Chess、象棋などの多面指し対局もおこない、ゲームシステムの検討以上に、純粋に対戦による頭脳バトルをおもいっきり楽しみました。 Feedback †
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