Abstract Strategy Game Society 第39回 Abstract Strategy Game Society & The Game Party の記録 †開催日 2015年9月19日 ![]() 場所 東京五反田 アーヴァイン・システムズ会議室 第1部 Abstract Strategy Game Society †正規/参考出展
山本さんは、青梅の骨董屋で入手した、象のフィギュアをたくさん使ったレース+押出しゲーム。山本さんとしては、珍しく具体的なモチーフを持った作品です。ボードの大きさや、駒の働き、地形効果など、試行錯誤の途中ですが、研究会らしい検討ができました。 土井さんは、このところキューブを積み上げ、ターンテーブルを回して底面を除く270度をフル活用する3D作品がお気に入り。今回は、木製キューブを加工して磁石が張り付くようにした3次元囲碁です。囲碁の強い古作さんとStewさんがはじめに検討したところ、囲碁を知っているひとほど混乱が生じる傑作だと判明。 同様の遊具を使って、5目並べや4目並べも検討しましたが、配列ゲームには少しボードが狭いようでした。
遠方の旭川から初参加の大沼さんは、自ら工作した2作品を出展。 1点目は、5x5のボードのそれぞれのマスに5色のいろが均一に配置されたボードを使うレースゲーム。自分の指し手が次の相手の指し手を制限する仕組みです。基本構想がとてもおもしろく、中盤まで差があるようでも、終盤は接戦になることも。ゲーム全体の進行をスピードアップする仕組みや、終盤逆転の要素、ゲームが確実に収束するような制限が加わればよりよくなるだろうと、さまざまな意見が出されました。 2作品目は、星形の駒4色を使った4人対戦のゲーム。グリッドのない自由な平面に駒を配置していき、得点を競い合います。駒の形状やでき、配置するときの微妙な力加減など、マニュアビリティに課題がありましたが、手番が後のプレーヤーにも損が少ない得点方式などユニークな発想がいっぱいです。 第2部 The Game Party †![]() 優勝は、山本さん、2位はStewさん、3位は中島でした。優勝のメダルは山本さんから、遠方から初参加の大沼さんに送られました。 第3部 Yet Another Game Party †第3部は、会場近くのピッツェリアで酒宴となりました。 Feedback †
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