![]() History †Ayoayoは、Nigeriaのマンカラ・ゲームです。Ayoは現地の言葉で、「遊び」の意味です。 BeninではYovodji、GhanaではTamtam apachi、BarbadosではWarriと呼ばれています。Kenya 、Tanzania、Ethiopia などの国々で、複数のVariantが遊ばれています。 Ayoayoの別名 †Yovodji(Benin), Tamtam, apachi(Ghana),Warri(Barbados) Game Description †Ayoayoは、マンカラの中でも、種をまき終えたピットに種が入っていると、そこに入っている種を取り種を巻きつづけるマルチトラックと呼ばれるルールの、ユニークなゲームです。 マルチトラックのマンカラには、他にBao?などがあります。 Board & Pieces †Ayoayolは、6つのピットが2列並ぶボードと48個の種で遊びます。先手(first player)は左側、または下段の6つのピットを自陣とします。 Initial Position †各ピットに4つずつの種が配置されています。 Game Play †プレイヤーは、2人で交代に種を移動します。 プレイヤーは自分のターンで、自分の6つのピットのうち1つを選び、そこにある種すべてを取り、次のピットから反時計回りに1つずつ落としてゆきます。 最後の種が、自分、または相手の空ではないピットに落ちたら、そのピットにある全ての種を取り、続けてもう一度、動かします。 最後の種が空のピットに落ちたら、ターンは終了です。 空だった自分のピットに最後の種が落ちたら、向かい側の相手ピットに入っている全ての種を捕獲し、ターンを終了します。 このとき向かい側のピットが空であれば、種の捕獲はありません。 また、最後の種が相手の空のピットに落ちた時は、種の捕獲はありません。 種が12個以上あるピットからターンを開始する時は、そのピットへの種蒔きはスキップされます。 ターン開始時、もし相手のピットが空だったら、プレイヤーは相手に種を渡さなければなりません。できない場合、プレイヤーは残った種を全て捕獲します。このゲームでは、自分の種を相手に渡すことができない状態で、先に相手の種を無くすようにすると有利。 プレイヤーは、そのターンで相手の種を全て捕獲できれば、相手に一つも種を残さなくてもかまいません。その場合、プレイヤーは残りの自分の種も全て捕獲します。 ターン開始時、もし相手のピットが空で、プレイヤーは相手に種を渡すことができるのに、渡さなかった場合、ペナルティとして、全ての種は、相手に捕獲されます。 Goal †より多くの種を取得したプレイヤーが勝ちです。獲得した種の数が同じであれば、引きわけです。 Sample Game †![]() Strategy †Ayoayoは、マルチトラックゲームであるため、フィールド内にたねが多く残っている状態では、まきはじめたら、たねがどこに止まるか直感的には分からず、まるで占いでもしているかのようです。 このことから、人にとっては、序盤のたねの動きを読むのが難しいかもしれません。しかし、フィールド上のたねが少なくなってくると、自分のフィールド内でたねまきが終了するような短いケースも現れてきます。マルチトラックに入るような場合でも、1周分ぐらいなら十分にたねの動きを読み切れますので、しっかりと考えるようにしましょう。 また、たねの動きがわからないような場合にも、次のようなことを意識してみると良い手になることがあります。
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