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DVONN

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HISTORY

DVONNは、Project GIPFの四番目のゲームとして2001年に発表されました。 ベルギーのゲーム作家、Kris Burmによる作品です。

DVONNは2002年に、優れたストラテジーゲームとシミュレーションゲームにおけるデザイナーやパブリッシャーを称える賞、国際ゲーム賞を受賞しています。 また、米国のゲーム雑誌the Games magazineの、Game of the Year Award in 2003を受賞しています。

BOARD & PIECES

初期状態

DVONNは写真のようなHex配置、一辺が長い盤を用いてプレーします。 写真からは見えにくいかもしれませんが、ボード上に9,10,11,10,9個のリング型が5行に渡って印刷してあります。このリング型のマスの上に駒を置いてゆきます。 ボードは、両プレイヤーの間に、横長にして置きます。

先手はくじ引きで決めます。 先手は、2個のDVONN駒(=赤い駒)と23個の白駒を、後手は1個のDVONN駒と23個の黒駒をそれぞれ手元に用意してプレーを開始します。

DVONN駒は、このゲームのカギを握る大切な駒です。 DVONN駒を、最初にどこに配置するか、後でどう移動させるか、がゲームの勝敗を左右します。

ゲームには二つのフェーズがあります。

Phase 1 駒の配置

先手から順番に、持っている駒を1つずつ、ボード上のリング型の上に置いてゆきます。空いている所であれば、どこでも好きな場所に置くことができます。 それぞれ、手持ちのDVONN駒(先手: 2, 後手: 1個)を先に、それが終わったら通常の駒を置きます。

両者がすべての駒を置き終えたら、Phase1は終了です。

DVONN Phase 1の終わり

Phase 2 駒の移動

ここでも先手からプレイを開始します。

駒の移動

駒を積んだ形をスタックと呼びます。スタックの頂上に自駒を置くことで、そのスタックを制圧することができます。 互いの初手ではまだスタックがないので、盤上の自分の駒のうちのいずれかを自分または敵の駒の上に積む(=スタックする)ことから始めることになります。

各プレーヤーは自ターンで、自分の駒、または自分の制圧しているスタックを、任意の方向に動かします。 単独の駒もスタックも、空いている場所で終了することはできません。必ず占拠されている場所、つまり他の単独駒の上、またはスタックの頂上に着地しなければなりません。

スタックになっていない単独の駒は、任意の方向に、1マス動きます。

スタックは、任意の方向に、積まれた駒の数だけ、直線で移動します。(3駒積まれたスタックであれば必ず3マス移動します。1マスや2マスの移動はできません。) スタックも単独駒と同じように、空いている場所には着地できませんが、空いている場所を通過することはできます。通過したマスも、移動したマスの数として数えます。

周囲6方面、全てを他の駒やスタックで囲まれている駒やスタックは、動かすことができません。 したがってゲーム序盤では、盤の「ヘリ」に配置されている駒から動かすことになります。盤の内側に配置された駒は、全方位囲まれた状態が解けるまで、動かすことができません。

DVONN駒は、単独では、最初に置かれたマスから動かすことができません。 しかし、スタックの一部となったときには、そのスタックを制圧しているプレイヤーによって、他の駒とともにスタックとして動かすことができます。

DVONN駒からの孤立と駒、スタックの消失

スタック、駒の孤立

単独駒も、スタックも、ボード上で、少なくとも1つのDVONN駒、またはDVONN駒を含むスタックと直接接するか、他の駒やスタックが間に入る形で間接的につながっていなければなりません。 DVONN駒、またはDVONN駒を含むスタックとの間が、空きスペースで分断されてしまったら、切り離されたすべての駒、スタックは、盤上から取り除かれます。

1ターンの動きで、多くの駒、スタックが一気に盤上から姿を消すこともあります。 特に後半戦では注意が必要です。 自分の駒、スタックを大量に消し去ることになる手しか残されていなくても、パスが認められていないため、それが合法手である以上、あなたに選択肢はありません。

3個のDVONN駒、およびDVONN駒を含むスタック(DVONN駒と常に接しているため)は、ゲームの最後まで残ることになります。

ゲームの終了

合法手が残っている限り、パスは認められません。 両プレイヤーともに合法手がなくなったら、ゲームは終了です。

一方のプレイヤーに可能な手がなくなってももう一方のプレイヤーに合法手が残っている場合、後者はゲームを継続しますが、前者は後者の手がつきるまでパスします。

GOAL

より多くのリングを制圧したほうが勝ちです。

制圧したスタックの数ではなく、スタックを構成するリングの合計数を競います。 (リングの厚みが違う場合があるため、スタックの高さが同じでも、スタックを構成するリングの数を一応数えてほしい、ということです [smile])

両プレイヤーの制圧した(スタックの数ではなく)駒の数が等しい場合、ゲームは引き分けです。l

STRATEGY

慣れるまでは、Phase 1の配置時点で、どのような手が有効か、直感的にはわかりにくいかもしれませんが、Phase 2での形勢判断が容易です。 他の本格的*1アブストラクトゲームと比較しても、各局面の状況や進展の方向が読み取りやすいゲームです。

Phase 2の形成判断の基準としては、以下の視点で局面を判断できます。

  • 自分/敵の自由に動けるスタックはどれとどれか(特に重要)
    • 逆に考えると、盤の形状、大きさをよく考えて、詰みすぎのスタックは、自由度が下がる特徴があります。
  • 自分は今いくつのスタックを支配しているか、この後の手順であといくつ支配できるか
  • 支配中のスタックは安泰か
    • 相手の手番とした時に、Take-overされる/する手が存在するか
    • DVONN駒と自分の支配するスタックの位置を考慮して、孤立させられることがあるか/相手のスタックを孤立させられるか
  • 支配しているスタックの合計点はいくつか、この後スタックを取られるとどれだけのポイントを失うか

先にPhase 1での判断がしにくいと言及した点については、Phase 2で有利な局面に持ち込むために、演繹的に考えて布石を打ちましょう。

  • 序盤、盤面の外側の有利な位置の確保 (DVONN駒からの距離を考慮します。)
  • 相手を孤立させやすい駒の繋がり (これもDVONN駒との位置を考慮します。)
  • 相手の手番で取られたスタックを取り返せる位置の確保
    • 自分の駒を密集させないようにします。ただし、この布石は、相手にも有利に働きます。
    • 意図的に密集させた駒は、後に必ず生き残れるように配慮します。生き残った際、盤の端に残った相手の駒を孤立させられれば、なお良しです。

NOTE

DVONN Package

写真は、DVONNのパッケージです。米国のゲームショップで入手しました。

SEE ALSO

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*1 深度が深くやプレー時間が長いゲーム

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Last-modified: 2014-11-06 (木) 16:05:11 (1355d)