[Kings Table]

History

Fishery

Fisheryは、漁場をモチーフにして、2014年Abstract Strategy Game Society第25回例会に発表された土井佑紀氏考案の陣取りゲームです。

例会ですでに同氏によって発表された陣取りゲームを洗練させ、多くのクリエーターからも秀逸な陣取りゲームと高評価を得た作品です。

  • 2016/12/12 ルールをNestor版に合わせました。

Description

Board & Pieces

Fisheryは、2人で遊びます。

9x9ボード船駒網駒
9x7ボード船駒 それぞれ6個網駒 それぞれ30個

ボードは、グリッドボード(9x7のサイズ*1)を使います。船駒は、ボードのセル内、網駒はグリッドの辺上に配置します。

駒は、各プレーヤーの色(黒と白)があります。

黒が先手です。

Game Play

Phase1 船の配置 先手、後手、交互に自分の船を1つずつ、ボード上の空いているマスの中に配置します。パスはできません。

それぞれの船を起き終えたら、Phase 2に移行します。

Phase2 網の配置 先手後手、交互にグリッドの辺上に、以下のルールに従って網を配置するかパスを行います。

網と盤端によって区切られた領域を漁場と呼びます。漁場を作る際には、以下のルールに従わなければなりません。

  • すべての漁場は1つ以上の船を含まなければいけません。(下図 A, B のように船を含まないような領域ができてしまう所には、網を配置できません)
  • すべての漁場は、盤端を含まなければいけません。(下図 C のように網だけで囲まれた領域を作ることはできません。)
    配置ルール
    配置ルール

ゲームの終了

両プレーヤーがパスすると終局です。

Goal

獲得した漁場(マスの数)が多いプレーヤーの勝ちです。 漁場は、その領域に船を多く配置しているプレーヤーのものになります。同数の場合は、どちらのものでもありません。

得点が同点の場合は後手(白)の勝ちです。

終局の図
終局の図

Strategy

  • 囲碁と同様、角、辺は地にしやすく、中央は手数がかかります。中央をどう扱うか、加えて船をどのように配置するかは、とても重要です。
  • 自分の船は有効に働くように、少ない船で広い漁場を確保するように努めます。逆に相手の船は、無駄になるよう(同じ領域に複数の船が無用に含まれる)に工夫しましょう。

Note

Dots and Boxes同様、紙とペンでも遊べるゲームです。(Fishery PP)

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SEE ALSO

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*1 発表当初は7x7でしたが、その後9×9のボードとしていました

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Last-modified: 2017-01-10 (火) 12:51:30 (2520d)