[Chess Computer]


#ref(./minishogi_1closeup.jpg,right,around,自作の5五将棋盤とプラスチック駒 大小)
* HISTORY [#n9eca804]
5五将棋は、楠本茂信氏が1970年に発表した5x5マスの盤を使い、駒数を減らした[[将棋]]の派生です。海外でも、Mini-Shogiとして人気があります。
跳び将棋、跳び碁は、それぞれ将棋盤、碁盤上で遊びますが、ルールは同じです。
跳び将棋はいつ頃から遊ばれているか不明ですが、江戸時代の複数の書籍に記述があることから、江戸時代には存在していたようです。[[はさみ将棋]]などと同じく、身近にある将棋盤と駒、碁盤と石を使って遊べるゲームだったのでしょう。

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* BOARD & PIECES [#fa4fc042]
#ref(./minishogi_2setup.jpg,right,around,ミニ将棋初期配置);
|COLOR(#997):飛|COLOR(#997):角|COLOR(#997):銀|COLOR(#997):金|COLOR(#997):玉|
| | | | |COLOR(#997):歩|
| | | | | |
|歩| | | | |
|玉|金|銀|角|飛|
#ref(./TobiShogi_2setup.png,right,around,跳び将棋と跳び碁 初期配置)
跳び将棋、跳び碁は、それぞれ将棋盤、碁盤(19路盤)上で遊びます。

5x5のボードを使い、上記のようにセットアップします。
跳び将棋は、歩を9枚、と金を9枚、跳び碁は白石と黒石を、それぞれ図のように並べます。跳び碁は、通常の碁と違って、盤の交点ではなく、マス目の中に石を置きます。

将棋と同じ駒の動きです。
最下段でのみ成ることができます。
先行はじゃんけんなどで決めます。
各プレイヤーは自分のターンで1マスずつ自駒を前に進めることができます。

二歩は禁じてです。
自駒がすぐ前のマスにいる場合は進めませんが、敵駒がすぐ前のマスにいてその次のマスが空いているときは、敵駒を跳び越すことができます。
敵駒が2つ、3つと複数つながっていて、その次のマスが空いていれば、複数の敵駒を一度に跳び越すことができます。

同じターン内で連続ジャンプをすることはできません。

自駒を動かすことができないときは、動かせるようになるまでパスをします。


* GOAL [#f2ee60d4]
相手の玉を詰めれば勝ちです。
自駒を早く敵陣(敵駒が初期配置されていた陣地)に全部入れたほうが勝ちです。

同じ局面が三回あらわれると引き分け。王手を含む千日手は、攻め側が手をかえなければなりません。

* STRATEGY [#u6ac484d]
将棋と同じ感覚では勝てません。駒の価値も、盤が狭いため異なると考えたほうがよいでしょう。角の価値は働き具合から、相対的に下がります。ゲーム開始時の筋にいる角と隣の筋にいる角では、動けるマスを数えると明確で((写真のボード上、角は通常、青の筋では4~6~8マスに対して、白の筋では4~6マス動ける))、初期の筋は価値が低いです。角がボードの中央で威張っていると、局面を支配しやすくなります。
敵の駒をなるべくたくさん跳ぶようにし、自分の駒をなるべく跳ばせないようにすることが重要です。

一方、竜や馬は大変強力な駒になります。

* NOTE [#ibefafb6]
盤も小さく、駒数も少ないため、あたりまえですが本将棋に比べてスピーディーなゲームになります。将棋の駒を全種類使っていないので、違和感を感じる人もいるかもしれませんが、この盤のサイズでこの駒の種類と配置は絶妙で、ゲームをした感覚は、とてもバランスが取れています。
それぞれのゲームの名前を、「[[参考文献/日本伝統ゲーム大観]]」では、漢字で「飛び将棋」、「[[参考文献/ゲームの遊び方]]」では「跳び碁」としています。

[[STRATEGY>#wae9cd8f]]に記述した内容とかぶりますが、対戦すると、大局観や駒の価値が本将棋と異なることに気づくと思います。しかし、5五の感覚は、詰め将棋や必至問題を解く感覚に近く、本将棋の終盤力が磨かれます。また、駒の価値よりも有効になるスピード重視の特殊な手筋が数多く現れます。
「[[参考文献/日本伝統ゲーム大観]]」には「[[参考文献/世界遊戯法大全]]」を参照している、とあったのですが、当書で紹介している「跳び象棋」は「ハルマ」を分かりやすく言い換えたもので、もうひとつ「とび将棋」として紹介されているゲームは、各手番で進めるマス目の数を振り駒で決めるというランダム要素が入っている別のゲームでした。

当館の[[Abstract Strategy Games Online]]で、5五将棋を体験していただけます。
[[Miracle 5 / ソクラテス]]のツースリー、ナインゲームは、跳び碁、跳び将棋と類似のゲームと思われます。


* SEE ALSO [#lcfe79bd]
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