* HISTORY [#zc9da98b] QUIVIVEは、フランスのゲーム・メーカー Gigamic社から1998年に発売されたユニークなゲームです。QUIVIVEとは、フランス語で(qui vive)「そこにいるのは誰だ!」の意味です。銀河系やロケットというモチーフをQUIVIVEに導入した子供向けゲーム SPUTNICが、2005年に発売されています。 //((Games Magazine Awards 1999)) 2009年8月時点で、日本では未発売です。 * BOARD & PIECES [#u6505aa9] QUIVIVEは、5人で遊ぶゲームです。 ** 用具 [#y4eeec7b] QUIVIVEには、以下のものが入っています。 - ボード x 1枚 - ディスク x 49枚 - 駒 x 5個 - ピンセット x 1個 ** ディスクと駒の配置 [#u19c0984] #ref(./QUIVIVE_2setup.jpg,left,around,QUIVIVE 初期配置例) ボードのへこみ部分にディスクを37個敷き詰めます。 各プレイヤーは、じゃんけんかくじ引きで決めた順番に従って、盤上に敷き詰めた37枚の任意のディスクの上に、2段目のディスクを1人1枚ずつ、全部で9枚置いてゆきます。 2段目のディスクを配置し終わったら、残った3枚を任意の2段目のディスクの上に3段目として配置します。ディスクを上に配置するときは、下のディスクにぴったりと重ねます。 ディスクの配置が終わったら、各プレイヤーは先に決めた順番に従って、自分の駒を任意のディスクの上に初期配置します。 #clear //Quivive is a game of avoiding running out of moves. The board is made of 49 disks -- some are stacked to double and triple height. On your turn, you must move your pawn to an adjacent, unoccupied disk in any direction -- horizontally, vertically or diagonally -- and remove any unoccupied disk of your choice. You lose if you no longer have a legal place to move your pawn. The last player left wins. ** 駒の進め方 [#p5e63bd8] プレイヤーは自分のターンで、自駒を左右前後斜めいずれかの、隣のディスクに移動してから、任意のディスクを1つ、盤から抜き取ります。 他の駒が配置されているディスクや、ディスクのない場所には進めません。また、他の駒が配置されているディスクは抜き取ることができません。 ** Variants [#e72b0acb] ゲームは、2人、または4人でも遊べるようになっています。 *** Two Players [#rf18f0e6] プレイヤーは互いに駒を2つずつ持ち、各ターンでどちらか一方の駒を動かします。その他のルールは5人で遊ぶ場合といっしょです。 *** Four Players(Team Play) [#ae8e3c26] 2人ずつがチームになって遊びます。各ターンでどちらか一方の駒を動かします。その他のルールは5人で遊ぶ場合といっしょです。 * GOAL [#s8147c73] 動けなくなったら負けです。最後に残ったプレイヤーが勝者となります。 Two Players, Four Playersとも、ゲームのゴールはいっしょです。 * NOTE [#b3ab057a] ゲームのモチーフは、[[Posit]]と類似点があります。[[Posit]]に比べると、段の上がり下がりが自由であることから、制約が少ないゲームです。 「たかたかオニ」(地面には降りられない vs. ディスクのない場所には降りられない)をボードゲームにしたような感じです。5プレイヤーで遊んでもゲームが発散しません。オニごっこと同じで、多人数で遊ぶ方が面白いゲームです。 * SEE ALSO [#odf3a5e6] - [[Gigamic]] - [[Posit]]