#ref(./Ploy1.JPG,right,around,Ploy) * HISTORY [#w9ba4b14] Ployは''Fred Thibault''によって考案され、1970年に3M((Post-itの会社&oh;)) Gamesから発売されました。[[世界のゲーム事典]]でも紹介されています。 #clear * BOARD & PIECES [#id832911] &ref(./Ploy_setup.jpg,Ploy 初期配置); &ref(./Ploy2.JPG,Ploy 初期配置); 二人用ゲームでは、上記のようにセットアップします。 :ランサー| 三本の枝が出ているもの。三種類六個 :プローブ| 二段目に配置してある二本の枝が出ているもの。三種類五個 :シールド| 先頭の一本の枝が出ているもの。一種類三個 :コマンダー| Xの駒。 一種類一個 自分の手番で、以下の三種は、向きを変えるか、枝の伸びている方向に - ''ランサー'' = 3マス - ''プローブ'' = 2マス - ''コマンダー'' = 1マス 進みます。 - ''シールド'' = 枝の伸びている方向に1マス進み、同じ手番で向きを変えることができます。 いずれも、駒を飛び越えることはできません。相手の駒が移動先にある場合は取ることができます。駒は取り捨てです。 * GOAL [#jd6be7c5] 相手の、コマンダーを詰めるか、コマンダー以外の駒を全て取れば勝ちです。 * STRATEGY [#z5b47b2c] プローブを犠牲にしながら、有利なポジションを築くことと、シールドの活用とが大切です。 守備は、コマンダーの動きの自由度を重視します。 #ref(./Ploy3.JPG,right,around,Ploy パッケージ - 駒とマニュアル) * VARIANTS [#t457a6b1] 四人プレー用(四人対立, チームプレー)の駒とルールも用意されています。 #clear * NOTE [#x7027b73] Ployの発想は駒に''進行方向''と''移動距離''の属性を持たせたところ が特徴的です。また、駒を回転させることで、プロモーションなしでも、 終盤のゲーム進行のスピード感が鈍りません。 これらの特徴は、Octi、将軍など多くのゲームに影響を与えたのではないでしょうか。 &ref(./Ploy4.JPG,Ploy パッケージ - 表); &ref(./Ploy5.JPG,Ploy パッケージ - 裏); &br; 写真は、3Mのオリジナルパッケージのもの。 * SEE ALSO [#acfa2ec1] [[ダウンロードできるリソース>ダウンロードできるリソース#Ploy]]には、印刷して使える盤と駒を掲載してあります。