* HISTORY [#g2fb6b47] 五目並べは、中国では格五と呼ばれ、漢の時代から遊ばれていたようです。イギリスでは、Five-in-a rowまたは、日本から渡来した日本起源のゲームとして碁盤の発音をとったGo-bangと呼ばれ、19世紀に流行しました。 日本での五目並べは、平安時代には存在していたようですが、明治時代には先手の必勝法が発表され、1993にはコンピューターを使って先手必勝のゲームであることが証明されました。 連珠の原型となりました。 * BOARD & PIECES [#cd118b5d] 碁盤もしくは類似の盤を使います。用いる盤のサイズはまちまちのようです。 2人のプレイヤーが碁盤の上の格子の交点に黒、白の石1つずつ交互においてゆきます。 黒が先手です。石を置く場所に制限はありません。いったん置いた石は、動かしたり取り除いたりしません。 * GOAL [#f0b703d2] 縦横斜めのいずれかに、早く『五連』を並べた方が『勝ち』です。 * STRATEGY [#oaddfa7a] 着手に制限の無い五目並べは、Victor Allis (1993)によって、先手必勝であることが証明されました。 //* NOTE [#m21f15be] // http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamestones/1066116564/235 //明治期の日本では、禁じ手無しの五目並べは先手必勝とされていたが、 //今日に至るまで紹介されてきた分析は基本珠型に縛られない場合の解析が不完全で、 //また複数の海外の研究者によって幾つかの間違いが指摘されている。 //1992年、L. Victor Allis (当時Maastricht大学の学生)は、珠型ルールと禁じ手の //ない五目並べ、及び長連のみを禁じ手とした五目並べ(15x15)が先手必勝であることを //示した。彼の論文(1993年発表)によると、コンピュータを使って解析した結果、 //禁じ手無しの五目並べは、138,790通りの黒の勝ち方があり、 //長連禁止の五目並べも、153,284通りの黒の勝ち方がある。 //そして共に最長でも35手(黒18手目)で詰みが決まる。 //なお、これらの膨大な棋譜の中で、どれが最善かは決定されていない。 //また珠型ルールの縛りのない、禁じ手(三三・四四・長連)ありの連珠も //黒必勝が2001年に判明している。証明したのはブダペスト大学の //グループ(W'agner & Vir'ag)で、613,674通りの黒の勝ち方があるが、 //やはりこれらの中でどれが最善であるかは決定していない。 //現在連珠は禁じ手のほかに対局ルールを採用しているが、 //これらを採用しない限り黒番の必勝ということになる。 * SEE ALSO [#v876f200] [[連珠]] * Feedback [#u1caae51] #vote(おもしろい[0],役に立つ[0],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[0],食べてみたい[0]) #pcomment_nospam(noname)