[Tortuga]


#ref(./Gobblet_1closeup.jpg,right,around, Gobblet,70%)
* HISTORY [#v6598609]
Fox & Geeseは、Taflと呼ばれる、力関係が等しくない2者で勝敗を競うゲームのうちのひとつです。Taflゲームは北ヨーロッパで生まれたと言われています。中世以降、ヨーロッパ全土でポピュラーでした。&br;
1300年ごろの、アイスランドの5大サーがの1つ"Grettis Saga"の中にも登場します。また、英国のEdward IVの家計簿に、銀製のFox and Geese を2セット購入した、という記録があるそうです。
Fox and Geese (狐とガチョウ)は、強い狐1匹が大勢のガチョウを狩るゲームです。
Fox and Geese(キツネとガチョウ)は、
北ヨーロッパで生まれ、中世以降、ヨーロッパ全土でポピュラーになりました。

&br;&br;&br;&br;
ゲームモチーフは、狐1匹が大勢のガチョウを狩るハンティングで、この種のゲームを総じてハンティングゲーム((力関係が等しくない2者が、異なった目的をもって勝敗を競うゲームで、Fox and Geeseはハンティング・ゲームの代表格です。))と分類することがあります。

中世(バイキング時代)のスウェーデンで、おそらく"Tafl"(= [[KingsTable / Tablut / Hnefatafl]])のvariantとして生まれたのではないかと推察されています。

1300年ごろの、アイスランドの5大サーガの1つ"Grettis Saga"の中にも登場します。また、英国のEdward IVの家計簿に、Fox and Geese を購入した記録があるそうです。
ビクトリア女王とアルバート王子も、このゲームの愛好家だったことが知られています。

* BOARD & PIECES [#d38af2df]
#ref(./Gobblet_2setup.jpg,right,around,Gobblet 初期配置)
#ref(./FoxGeese_2setup.jpg,right,around,Fox and Geese 初期配置)
このゲームには、世界中にたくさんのvariantsがありますが、ここでは古典的なものを紹介します。

図のボードに、13個のGeese(ガチョウ)駒と1個のFox(キツネ)駒を配置します。

2人のプレイヤーで、どちらがガチョウ、キツネになるかを決め、交互に駒を進めます。

先手はガチョウです。

http://www.rumic.gr.jp/~arai/trad/fox_and_geese.html
http://www.mastersgames.com/rules/fox-geese-rules.htm
http://www.mastersgames.com/rules/fox-geese-rules.htm
ガチョウの手番では、ガチョウ一つをボード上の線に沿って前後左右に、隣の交点まで移動します。移動先に別の駒がある場合は、その方向へ移動できません。キツネ駒も取ることはできません。

キツネの動きは、次のとおりです:
+ ボード上の線に沿って前後左右に、隣の交点まで移動します。移動先に駒がある場合は、その方向へ移動できません。
+ ただし、隣のガチョウの先のマスが空いていれば、チェッカーのようにそのガチョウを飛び越えて捕獲することができます。一度に飛び越えるガチョウは一つです。二つのガチョウを一度に飛び越えることはできません。
-- 飛び越えた後、さらに飛び越えられるガチョウがあれば、連続でいくつでもガチョウを捕獲することができます。飛び越える度に、移動する方向を変えてもかまいません。

捕獲されたガチョウは、ボード上から取り除かれます。

白が先手です。
ガチョウの配置と空きスペースによっては、1ターンで複数のガチョウを捕獲することもできます。
#clear

各手番で、プレーヤーができることは次の二種類です。
- 自分の駒を番外から一つ選んでボード上の開いているマスに置く&br;
大きな駒から順に出します。初期配置の番外に置いてある3組の駒は、外側のものを
一つずつ取り上げて配置します。中に隠れている小さな駒を先にとりだしてはいけません。
- 盤上の駒を別の場所へ移動します。
-- 移動先は、任意の空いているマス
-- もしくは、移動先のマスに駒がある場合、自分の駒でも相手の駒でも、移動する駒よりも移動先の駒が小さいときは、上からかぶせてしまってかいまいません。これを''Gobbling''と言います。
-- すでに''Gobbling''している駒を、移動する際は、一番上の駒だけを一つ移動します。
下の駒を覗き込んだり、取り出して移動することはできません。
* GOAL [#f2342d50]
ガチョウのゴールは、キツネを盤の角に追い詰めて動けなくすることで、キツネのゴールは、ガチョウの数を盤上から減らして追い詰められないようにすることです。

#ref(./Gobblet_3pieces.jpg,right,around,Gobblet駒)
千日手は、キツネの勝ちです。

手出しするとき、いきなりGobblingするのは禁じ手です。ただし、相手がすでに3目並んでいる列に対しては、3目の駒に対して直接手出しの駒で''Gobbling''してもかまいません。
必ずどこかで勝ち負けが決まるので、引き分けはありません。

すべての番外の駒を出してしまうと、移動だけが許された手です。
* STRATEGY [#ra84ffb0]
ガチョウがミスをしなければ、必ずガチョウが勝つことが分かっています。
ガチョウは、大勢で着実に1歩ずつキツネを追い詰めることができる、しかしキツネは、ウロウロしていたらいつのまにか追い詰められた、キツネ役には楽しくないゲームだ…というボヤキの声を、調査中に多く耳にしました。

一度ボードに登場した駒は、取り除かれることはありません。
キツネは、1羽でも多くのガチョウを捕獲することが重要です。

* GOAL [#f2342d50]
4目を縦横斜めのいずれかに早く並べたプレーヤーの勝ちです。
4目並べる条件は、外側に見えている駒だけでかまいません。中にかくされた駒の色は無関係です。
* Variants [#ce2a7a32]
#ref(./FoxGeese_4variant.jpg,right,around,Fox and Geese Variant 初期配置,50%)
- 駒数: ガチョウの数が15個、または17個 、キツネの数が2個。これらの派生では、キツネもガチョウも斜めの移動が認められているものもあります。(ガチョウは、斜めも含めて後退できません。)
- キツネの初期配置: 中央から1つ下がった交点、空いている交点のどこでもよい、など
- 駒の動き: キツネもガチョウも縦横斜めに進むことができる、ガチョウは後ろ(+斜め)に動けない、など (斜めの動きのあるバリエーションでは、ボードにも縦横斜めにラインが入っています。)
- その他: キツネが1ターンで複数のガチョウを捕獲できるときは、必ず捕獲しなければいけない 

手番のプレーヤーが駒を移動した結果、中から相手の駒が出てきて相手に4目並ぶこともあります。その場合は、相手のプレーヤーの勝ちになります。
* Note [#cd82c375]
ゲームバランスの悪さを補うため、キツネとガチョウを対戦者が交互にプレイし、捕獲したガチョウの数を競う、より早くキツネを追い詰めた方を勝者とする、など、別ルールの工夫をして楽しんでいるプレイヤーも多いようです。

お互い、手詰まりになったり、合意した場合は引き分けになります。
他に、[[KingsTable / Tablut / Hnefatafl]]が、捕獲系のゲームとして有名です。

* STRATEGY [#ra84ffb0]
Gobblingになった駒の内側に、何色のどの大きさの駒が入っているか、きちんと覚えておきましょう。
* SEE ALSO [#zcab114d]
#related
- 同じくFox and Geeseという名で、チェス盤とチェスの駒(Knight1つがキツネ、Pawn4つがガチョウです)を使って遊ぶゲームもあります。キツネのゴールはガチョウを何羽捕獲できるか、ガチョウのゴールはキツネに捕獲されずに、何羽がベースラインまで到達するか、です。
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//- http://www.rumic.gr.jp/~arai/trad/fox_and_geese.html
//- http://www.mastersgames.com/rules/fox-geese-rules.htm
//- Favorite Board Games You Can Make and Play
//- 松田さんの世界のゲーム辞典

#ref(./Gobblet_4package.jpg,Gobblet パッケージ)
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