[Abalone]


#ref(dodgem3.jpg,right,around)
* DESCRIPTION [#l58a7ab0]
Dodg'emは、1972年にColin Vout((当時ケンブリッジ大学の学生))によって考案された二人で遊ぶレースゲームです。ゲームは、マーチンガードナーの数学ゲームIでも紹介されています。
* HISTORY [#l58a7ab0]
#ref(./LudusRomanus_1closeup.jpg,right,around,nolink,Ludus Romanus)
Ludus Romanusは、古代ローマのゲーム'''Ludus Latrunculorum'''((The Game of Brigands or Soldiersの意味))を基にした二人対戦アブストラクトゲームです。

写真のDino Dodg'emは、Binbary Artsから発売された商品です。
'''Ludus Latrunculorum'''が初めに知られたのは、Varro(116-27B.C.)によって、線と空白による印があるボード上でプレーしたと記されています。
多くのローマの遺跡に、ゲーム盤が発見されており、その多くは小さなタイルや石と共に出土しています。英国では、石の盤に56個のマスがあるもの((これは現在NorthumberlandのChestersにある博物館に所蔵されています。))が、Hardrian's Wallで、他に64マスのものや90マスのものが見つかっています。

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#ref(dodgem1.jpg,left,around)
'''Ludus Latrunculorum'''のルールは、1世紀のSaleius Bassusによるゲームの詩記---'''Laus Pisonis'''を起源としています。
一方、幾分不明瞭ではありますが、詩の記述は、'''Seega'''というゲームに酷似しています。
'''Seega'''は、19世紀の初めにエジプトの農民によって、今日では英領ソマリランドの民族によってプレーされています。
エジプトは、Trajan((トラヤヌス 古代ローマの皇帝。在位98-117。))の時代にローマ帝国の境界であり、ソマリランドはその外側でした。
ローマ帝国崩壊後に、'''Ludus Latrunculorum'''がある形でどこかに生き残っていても不思議ではありません。

* BOARD & PIECES [#l9465ed6]
ボード上のそれぞれのチームのスタート地点に、駒をセットアップします。
それぞれのTeamは、スタートラインとゴールラインへの進行方向が直行して
います。各チームをボードの直行する一辺上に三つの駒を配置します。
#ref(./LudusRomanus_2.jpg,left,around,nolink,Ludus Romanus)
Ludus Romanusは、8x8の盤を用いてプレーします。

いずれの駒も、前進もしくは横に一コマ移動できます。
リーダーの駒、Dux (デュックス、写真中の円筒系の駒)をそれぞれ一個と、通常タイル(写真中の正方形の駒)をそれぞれ16個持ってプレーを開始します。

相手のコマを取ることも、飛び越えることもできません。
ゲームには二つのフェーズがあります。

#ref(dodgem2.jpg,right,around)
** Phase 1 駒の配置 [#oc7f8f75]
それぞれのプレーヤーは順番に、ゲーム版に通常タイルを2つずつ任意の場所に置きます。

各プレーヤーがすべての通常タイル(16個ずつ)を置き終えたら、Duxを任意の位置に置きます。

** Phase 2 駒の移動と捕獲 [#h8ae0090]
各プレーヤーは順に駒を動かします。

駒を動かした後、自分の駒と移動した駒で相手のタイルを縦横の間に挟んだら、
挟んだ敵駒を捕獲できます(自分の駒と移動した駒の間には、相手の駒は一つだけでなければいけません、連続した相手の駒を複数個挟んでも捕獲はできません。)。移動した結果、(複数の方向に)二つ以上の駒を挟んだら、挟んだすべての駒を捕獲します。
捕獲した駒は盤上から取り除きます。

移動した結果、相手の駒の間に自ら入っても、捕獲されることはありません。

一つでも駒を捕獲したら、駒を取ったプレーヤーが続けてプレーします。

:通常タイル|縦横に一コマ動きます。
:Dux|縦横に一コマ、または任意のタイルを一つ飛び越えて、空白のマスに移動することができます。

パスはできません。

* GOAL [#b60196f5]
早くすべてのコマをスタート辺の対辺上まで移動したチームが勝ちです。
先に相手の駒とDuxをすべて捕まえた方が勝ちです。

動かせるコマがない場合は、パスになります。

* STRATEGY [#iee4905e]
相手のコマを効果的にブロックし、自分のコマはブロックされないようにします。
Phase 1で、配置する場所を十分に考慮する必要があります。
捕獲したプレーヤーが続けてプレーするので、連続で捕獲が続きます。
配置を誤ると、あっという間に決着がついてしまいます。

* NOTE [#zdcbee42]
#ref(./LudusRomanus_3.jpg,left,nolink,Ludus Romanus パッケージ)
写真は、Ludus Romanusのパッケージです。UKの、(確か)ケンブリッジで調達しました。

装飾用の厚紙と盤、タイルはプラスチック製です。

HISTORYは、添付のマニュアルを参考にしたものです。マニュアルは、英語の他にもいくつかの言語で記述され、なんと日本語の説明も書かれていました。

パッケージのスペルは、"L%%%V%%%D%%%V%%%S ROMAN%%%V%%%S"と、U→V
と書かれています。これは、ラテン語のアルファベットではUとVが同じ
文字だったことを表現しているのでしょう。

* SEE ALSO [#mbfa6db7]
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