#ref(dodgem3.jpg,right,around) * HISTORY [#l58a7ab0] Ludus Romanusは、古代ローマのゲーム'''Ludus Latrunculorum'''((The Game of Brigands or Soldiersの意味))を基にした二人対戦アブストラクトゲームです。 '''Ludus Latrunculorum'''が初めに知られたのは、Varro(116-27B.C.)によって、線と空白による印があるボード上でプレーしたと記されています。 多くのローマの遺跡に、ゲーム盤が発見されており、その多くは小さなタイルや石と共に出土しています。英国では、石の盤に56個のマスがあるもの((これは現在NorthumberlandのChestersにある博物館に所蔵されています。))が、Hardrian's Wallで、他に64マスのものや90マスのものが見つかっています。 '''Ludus Latrunculorum'''のルールは、1世紀のSaleius Bassusによるゲームの詩記---'''Laus Pisonis'''を起源としています。 一方、幾分不明瞭ではありますが、詩の記述は、'''Seega'''というゲームに酷似しています。 '''Seega'''は、19世紀の初めにエジプトの農民によって、今日では英領ソマリランドの民族によってプレーされています。 エジプトは、Trajan((トラヤヌス 古代ローマの皇帝。在位98-117。))の時代にローマ帝国の境界であり、ソマリランドはその外側でした。 ローマ帝国崩壊後に、'''Ludus Latrunculorum'''がある形でどこかに生き残っていても不思議ではありません。 &br;&br;&br;&br; #ref(dodgem1.jpg,left,around) * BOARD & PIECES [#l9465ed6] Ludus Romanusでは、8x8の盤を用いてプレーします。 リーダーの駒、Dux (デュックス)をそれぞれ一個と、通常のタイルをそれぞれ16個持ってプレーを開始します。 ゲームには二つのフェーズがあります。 ** Phase 1 [#oc7f8f75] ** Phase 2 [#h8ae0090] #ref(dodgem2.jpg,right,around) * GOAL [#b60196f5] 先に相手の駒とDuxをすべて捕まえた方が勝ちです。 * STRATEGY [#iee4905e]