* HISTORY [#q34fbc34] 将棋の盤と駒を使って遊びますが、将棋のvariantではありません。 いつ頃から遊ばれていたのか不明ですが、江戸時代の川柳などに登場することから、江戸時代にはすでにあったことが分かっています。ルールが容易なため、広く遊ばれていたようです。 #clear * BOARD & PIECES [#w5888e22] それぞれ自陣の1列目に、「歩」と「と金」(「歩」同士でもかまいませんが、「と金」を使うのが一般的です。)を9個ずつ並べます。 - 先行はじゃんけんなどで決めます。 - 各プレイヤーは自分のターンで任意の自駒を縦、または横に好きなだけ進めることができます。 - 他の駒を飛び越すことはできません。 - 敵駒を2つの自駒ではさんで捕獲し、盤上から取り除きます。 - 敵駒が連なっていれば、連なっている駒をすべて一度に捕獲することができます。 - 敵駒の間に、あとから自駒を進めても、自駒は捕獲されません。 * GOAL [#o1faf52f] 駒が何個以下になったら負け、ということを事前に決めておき、どちらかの駒がその数以下になったら終了です。 * VARIANTS [#t341ebae] //http://wapedia.mobi/en/Hasami_shogi ** 大はさみ将棋 [#n9052844] このゲームは、碁盤を使って、お互い碁盤の(路の交点ではなく)マスの中に自陣の一段目と二段目(18個×2段)ずつ配置した状態から開始し、はさみ将棋と同じルールで遊びます。 ** Mak-yek / Apit-sodok [#wf994e69] タイ(Mak-yek)やマレーシア(Apit-sodok)で遊ばれているゲームで、8x8の盤でお互い自陣の一段目と三段目に16個の駒を配置した状態から開始するゲームです。 このゲームでは、はさみ将棋の駒の取り方に加えて、相手の駒の間にはさまれるところに入ると、両側の相手の駒を取ることができます。 日本のはさみ将棋との関係は、はっきりしていません。 * STRATEGY [#wa6832da] 自駒の間に隙間を作らないように進めるなどして、簡単に決着がつかない状態にすることができてしまいます。 * NOTE [#d7fc07db] 駒の動きは通常、縦と横のみですが、斜めにも動いてよい、とするローカル・ルールがあります。 また通常盤の隅の駒は、はさむことができないため捕獲できないのですが、二方向から押さえ込んだら捕獲できる、ということを事前に決めておく、というローカルルールもあります。 ''はさむ''と相手の駒を捕獲できるルールを持つゲームは他に、[[二抜き連珠 / 二抜き五目 / Pente]]、[[Ludus Romanus]]があります。 * SEE ALSO [#f6a4e514] #related * Feedback [#i443378d] &facebooklike(400x180,action="like",scrolling="yes",show_face="true",layout="standard",colorscheme="light",align="right",float="right",rlmargin="10"); #vote(おもしろい[2],役に立つ[0],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[0],食べてみたい[1]) #vote(おもしろい[2],役に立つ[0],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[0],食べてみたい[2]) //#pcomment_nospam(noname)