#ref(sittuyin_1closeup.jpg,right,around,シットゥイン) * HISTORY [#gae8b8a1] シットゥイン(Sit-Tu-Yin)は、13世紀後半ごろからミャンマーで広く遊ばれているチェスの伝承です。 #clear * BOARD & PIECES [#bb339d75] #ref(sittuyin_2setup.jpg,right,around,シットゥイン 初期配置) | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |COLOR(#111):ネ|COLOR(#111):ネ|COLOR(#111):ネ|COLOR(#111):ネ| |COLOR(#111):ネ|COLOR(#111):ネ|COLOR(#111):ネ|COLOR(#111):ネ| | | | | | | | | |COLOR(#f22):ネ|COLOR(#f22):ネ|COLOR(#f22):ネ|COLOR(#f22):ネ| |COLOR(#f22):ネ|COLOR(#f22):ネ|COLOR(#f22):ネ|COLOR(#f22):ネ| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | 8x8のボードを使います。ボードには、対角線に線(シッケチョウ)が引かれています。 ''ネ''のみを表のようにセットアップした状態から開始ます。 そこから、それ以外の駒を以下のどちらかの方法で自由に配置します。 - 赤が配置し、それを見て黒が配置する - 赤・黒順に一つずつ配置する ''ヤター''は、自陣最下段に配置します。''ミンジー''は最後に配置します。 対局が始まる前は、駒を入れ換えられます。 赤が先手で初手は''ネ''を動かします。 初期配置パターンは、26通りほどよく使われる配置があります。(画像は、開戦前の配置パターンの一例。) #ref(sittuyin_2setup2.jpg) :ミンジー(大王)|Kingと同じ。縦横斜一マス :シッケ(副官)|斜一マス :シン(象)|銀将と同じ。前と斜に一マス :ミン(馬)|八方桂 :ヤター(戦車)|Rookと同じ。縦横に任意の距離 :ネ(兵)|前一マス。駒を取る場合は、斜前一マス。昇格するとシッケに成ります。 ** ''ネ''の昇格 [#yf2a1bcb] 自陣に''シッケ''は、一つしか存在できません。シッケが取られた場合、シッケチョウの上にいる''ネ''に成る権利があります。 成る時は、次の選択ができます。 - 効き筋に的駒が存在しない場合は、その場で一手使って成る - 斜一マス移動して成る - 成らない 自軍の''ネ''が一つしか盤上に残っていない時は、シッケチョウに関係なく''シッケ''に昇格できます。 * GOAL [#j7b1a3e7] #ref(./sittuyin_4pieces.jpg,right,around,シットゥインの駒) 相手の王を詰めれば勝ちです。 動かせる駒がない場合アチュウェ(スティールメイト)と呼び、引き分けになります。 相手がミンジー一つに成った場合、下記規程の手数以内に詰めなければ引き分けになります。 - ミンジー vs. ミンジー, シッケ, ミン → 64手 - ミンジー vs. ミンジー, シッケ, シン → 44手 - ミンジー vs. ミンジー, ヤター → 16手 盤上の残り駒が、次の組み合わせは引き分けです。 - ミンジー, ミン vs. ミンジー, ヤター - ミンジー, ヤター vs. ミンジー, シッケ, シン * STRATEGY [#j41e2f91] 駒組み後からゲームを始めるユニークなスタイルです。ネの昇格ルールが複雑です。 // ページ先頭の写真は、木製のマックルック盤と駒。盤の外は、プラスチック製の駒。 * SEE ALSO [#y7a88ae5] #related * Feedback [#t17dd155] &facebooklike(400x180,action="like",scrolling="yes",show_face="true",layout="standard",colorscheme="light",align="right",float="right",rlmargin="10"); #vote(おもしろい[13],役に立つ[1],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[13],食べてみたい[19]) #vote(おもしろい[14],役に立つ[1],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[13],食べてみたい[19]) //#pcomment_nospam(noname)