* 組み合わせゲーム理論入門 [#s923ad04] #htmlinsert(amazon,transitional,"asins=432001975X") // 4490102666 世界のゲーム事典 ** Category [#hedf9562] - 日本語 //- 英語 //- [[将棋]]/[[Chess>Chess(欧米他)]] - アブストラクトゲーム総合 - 数学・自然科学 //- 情報科学/システム工学 // - パズル //- その他 //- 雑誌 //- Mook //- 一般流通していない文献 ** お勧め [#uaf4fa7b] ☆☆☆ ** 著者 [#wdf1b3eb] - 著 Michael H. Albert - 著 Richard J. Nowakowski - 著 David Wolfe - 訳 川辺治之 ** 出版社 [#pa83b774] 共立出版 (2011) ** Review [#p447084d] 原題 "Lessons in Play: An Introduction to Combinatorial Game Theory"の邦訳です。本書では、Abstract Strategy GameをCombinatorial Game(組み合わせゲーム)と同義に定義し、様々なゲームに勝つための数理を解説しています。特定の数学理論など、前提知識のない読者が迷走しないためのガイドも充実して、ハンズオンな教科書の体裁を取っています。 [[参考文献/Winning Ways for Your Mathematical Plays Vol.1 - Vol.4]]と同様に、数学を駆使したゲーム戦略の解説が本書の軸です。2013年時点で、Winning Waysの邦訳本は見当たりませんが、同書に劣らない内容となっています。 また、本書では、ゲームについての研究動向も紹介されていることに加え、巻末の付録には、 - 降下帰納法の解説 - 本編の問題の解答 - CGSuiteという、汎用組み合わせゲームの数理的記述環境 (オープンソースソフトウェア) - 本編であつかったゲームのルール集 が取り上げられ、周辺の情報や道具などにも注目しています。Winning Wayを読み解く前に、ぜひとも読んでおきたい一冊です。 >> 本書においても、組み合わせゲームの重要なカテゴリーとして[[nim]]などの[[Impartial Game]]が取り上げられています。本書で[[Impartial Game]]は、''不偏ゲーム''と訳されています。 << * SEE ALSO [#z4451e1c] #related #navi(参考文献) * Feedback [#db38eed6] &facebooklike(400x180,action="like",scrolling="yes",show_face="true",layout="standard",colorscheme="light",align="right",float="right",rlmargin="10"); #vote(おもしろい[1],役に立つ[0],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[0],食べてみたい[1]) #vote(おもしろい[1],役に立つ[0],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[0],食べてみたい[2]) //#pcomment_nospam(noname)