#ref(./minishogi_1closeup.jpg,right,around,自作の5五将棋盤とプラスチック駒 大小) このゲームを、すぐに遊びたい人は、こちら[[Abstract Strategy Games Online]] へ * HISTORY [#vbb6c0d5] 5五将棋は、楠本茂信氏が1970年に発表した5x5マスの盤を使い、駒数を減らした[[将棋]]の派生です。海外でも、Mini-Shogiとして人気があります。 #clear * BOARD & PIECES [#efc0b897] #ref(./minishogi_2setup.jpg,right,around,ミニ将棋初期配置); |COLOR(#997):飛|COLOR(#997):角|COLOR(#997):銀|COLOR(#997):金|COLOR(#997):玉| | | | | |COLOR(#997):歩| | | | | | | |歩| | | | | |玉|金|銀|角|飛| 5x5のボードを使い、上記のようにセットアップします。 将棋と同じ駒の動きです。 最下段でのみ成ることができます。 二歩は禁じてです。 * GOAL [#p7c22968] 相手の玉を詰めれば勝ちです。 同じ局面が三回あらわれると引き分け。王手を含む千日手は、攻め側が手をかえなければなりません。 * STRATEGY [#wae9cd8f] 将棋と同じ感覚では勝てません。駒の価値も、盤が狭いため異なると考えたほうがよいでしょう。角の価値は働き具合から、相対的に下がります。ゲーム開始時の筋にいる角と隣の筋にいる角では、動けるマスを数えると明確で((写真のボード上、角は通常、青の筋では4~6~8マスに対して、白の筋では4~6マス動ける))、初期の筋は価値が低いです。角がボードの中央で威張っていると、局面を支配しやすくなります。 一方、竜や馬は大変強力な駒になります。 * NOTE [#v67abca2] 盤も小さく、駒数も少ないため、あたりまえですが本将棋に比べてスピーディーなゲームになります。将棋の駒を全種類使っていないので、違和感を感じる人もいるかもしれませんが、この盤のサイズでこの駒の種類と配置は絶妙で、ゲームをした感覚は、とてもバランスが取れています。 [[STRATEGY>#wae9cd8f]]に記述した内容とかぶりますが、対戦すると、大局観や駒の価値が本将棋と異なることに気づくと思います。しかし、5五の感覚は、詰め将棋や必至問題を解く感覚に近く、本将棋の終盤力が磨かれます。また、駒の価値よりも有効になるスピード重視の特殊な手筋が数多く現れます。 当館の[[Abstract Strategy Games Online]]で、5五将棋を体験していただけます。 [[ダウンロードできるリソース>ダウンロードできるリソース#w74588b1]]に5x5の汎用ボードを用意しましたので、通常の将棋駒があれば5五将棋をすぐに遊べます。 * SEE ALSO [#l9f56cfc] #related * Feedback [#u1caae51] &facebooklike(400x180,action="like",scrolling="yes",show_face="true",layout="standard",colorscheme="light",align="right",float="right",rlmargin="10"); #vote(おもしろい[28],役に立つ[2],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[2],食べてみたい[20]) #vote(おもしろい[28],役に立つ[2],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[2],食べてみたい[21]) //#pcomment_nospam(noname)