[[Abstract Strategy Game Society]] * 第24回 Abstract Strategy Game Society & The Game Party の記録 [#vafc2562] ''開催日'' 2014年6月21日 #ref(./00.png,right,around,nolink,会の様子) ''場所'' 東京五反田 アーヴァイン・システムズ会議室 //#clear ** 第1部 Abstract Strategy Game Society [#gabcbb9e] 考案されたゲームの出展が2作品と、いつもよりも少なかったため、じっくりとゲームの検討ができました。 %%%正規/参考出展%%% |時間|ゲーム|考案者|発表者| |14:04-14:35|King's Valley Labyrinth|山本さん|山本さん| |14:35-15:03|猫の負け|Stew Eucenさん|Stew Eucenさん| |15:03-15:26|Polarity|Douglas Seaton|正田さん| |15:26-15:56|ツタンカーメン|Reiner Knizia|正田さん| |15:56-16:30|[[Martian Chess]]|中島|中島| #clear #br //#div(start,float:right,text-align:left,margin-left:5px,width:40%) //#div(end) #div(clear) |&ref(./01.png,nolink,King's Valley Labyrinth);|&ref(./02.png,nolink,猫の負け);| |CENTER:King's Valley Labyrinth|CENTER:猫の負け| King's Valley Labyrinthは、山本さんの傑作ゲームの1つ、[[King's Valley]]の発展形です。 7x7のボードで広くなったLabyrinthには4つの障壁があり、より戦略性が上がっています。 障壁の働きにより、直線的・攻撃的だった[[King's Valley]]よりも、 手番の入れ替わりが生じやすくなりました。でも、強力な駒の動きで速攻で決着がつく爽快さは健在です。 障壁の初期配置や、王が囲まれた時に負けになる部分での%%%囲まれ方%%%の定義などの調整を思案中だそうです。 この派生をきっかけに、他にもHexボードでのKing's Valleyなども検討しました。[[King's Valley]]は、 まだまだ面白くなりそうです。 Stew Eucenさんの力作「猫の負け」は、立体Poly-ominoパズル対戦ゲームです。 得意のパズル性の高い基本アイディアをベースに、明快なルールに仕上げています。 研究会では、序盤・中盤の転換が引き締まるようなルールの調整についてさまざまな意見が出され、 第2部、第3部でさらに検討がされていました。 次回、調整したルールの再出展や同じ遊具を使った別のゲームの出展が期待されています。 |&ref(./03.png,nolink,Polarity);|&ref(./04.png,nolink,ツタンカーメン);| |CENTER:Polarity|CENTER:ツタンカーメン| 厳密にはアブストゲームではないPolarityは、カナダのゲーム会社による磁石を使った陣取りゲームです。 %%%さまざまな物理現象%%%によって、事故が生じるのがとても楽しいゲームです。上達には、 思考力よりも技術の向上が不可欠です。Polarityチャンピオンを目指す人は、厳しい練習の日々を覚悟しましょう。&bigsmile; 正田さんお気に入りのKniziaのツタンカーメンは、一見すごろくのように見えますが、2人から6人まで遊べる、れっきとしたアブストラクトゲームです。 最初は経験者に簡単に負かされてしまいますが、数回プレーすれば、誰でもゲームのツボが理解できます。 得点カードを線形に並べたボード上を、各プレーヤーはカードを集めながら進んでゆきます。得点は、各カードを精算するタイミングで決まります。 マルチプレーでは、プレーヤーの順番による優劣が影響しがちですが、巧みにその問題を解決しています。 パーティーゲームとしても、上級者の真剣勝負としても楽しめる傑作です。 |&ref(./05.png,nolink,Martian Chess);| |CENTER:[[Martian Chess]]| 博物館から[[Martian Chess]]の紹介です。一風変わったルールのこのゲーム、 今後のゲーム考案のヒントになるかもしれません。「火星」でも「チェス」でもない⌣ このゲーム、 4人プレーは、戦略の組み立てがなかなか面白いのですが、終局の定義など、ルールの改善の余地がありそうです。 #clear ** 第2部 The Game Party [#ac5a06b9] #ref(./10.png,right,around,nolink,優勝の山本さんと2位の正田さん) 今回から優勝賞品は、 山本さん特製の開催日入り記念マグネットと副賞です。今月の副賞は、 五反田の有名老舗、坂本味噌店の高級味噌せんべい。 優勝は、なんと山本さんが初の栄冠です。「すごく味噌せんべいが欲しかったので、 がんばりました。」とのことです。 2位は正田さん、3位はStew Eucenさんでした。記念マグネットは、山本さんから正田さんに譲られました。 //#clear ** 第3部 Yet Another Game Party [#ac5a06b9] 今回の第3部は、ほぼ第2部の延長戦です。アブストラクトゲームをとことんやり倒しました。 #clear * お知らせ [#m8566102] 当会も無事2年間続けてくることができました。これも、参加・応援してくださる みなさんのおかげです。本当にありがとうございます。 そして、いよいよ次回から3年目に突入です。3年目からは、次のように ゲーム会の進行を少し変更いたします。 > ''ゲームパーティの景品''&br; ゲームパーティーの優勝商品の記念マグネットを複数集めれば、 山本さんのゲームや、博物館のゲームがもらえる、という制度になります。 &br;&br; 獲得できる景品と必要なマグネットの数については、別途ご説明いたします。 &br; &br;&br; ''研究会''&br; 研究会に2種類のイベントを開催する予定です。 &br;&br; 1つは、出展されたオリジナルの考案ゲームを深堀りして検討し、 一定期間での優秀作品を選定する「研究強化&選考会」です。 &br;&br; そしてもう1つは、特定ジャンルのゲームを中心に出展・検討する 「テーマ別研究会」です。こちらでは、例えばチェス・将棋と派生 ゲームにフォーカスした会などを予定しています。 「テーマ別研究会」では、博物館が所蔵しているゲームも展示しますので、 お目当てのゲームがある方はお見逃しなく! < 今後とも、どうぞよろしくお願い致します。 #clear * Feedback [#mbeef32a] &facebooklike(400x180,action="like",scrolling="yes",show_face="true",layout="standard",colorscheme="light",align="right",float="right",rlmargin="10"); #vote(うらやましい[0],次回は参加したい[1],興味ない[0],理解できない[0],とにかく飲みに行く[0]) #vote(うらやましい[1],次回は参加したい[1],興味ない[0],理解できない[0],とにかく飲みに行く[0])