#ref(./Hive_1closeup.jpg,right,around,Hive) [[Funagain Gamesで、このゲームを買う:&ref(ネット上のリソース/buy-this-game-btn-dice.png,Funagain Gamesで買う);>http://www.funagain.com/control/product?product_id=016383&affil=MASG]]&br; [[Hive: The Mosquito>http://www.funagain.com/control/product?product_id=019082&affil=MASG0]], [[Hive: The Ladybug>http://www.funagain.com/control/product?product_id=023116&affil=MASG0]] * HISTORY [#j78ed755] John Yianniの作品、2001にパブリッシュされました。 六角の駒を使って、敵の女王蜂を追い詰める、非常にユニークな二人用ゲームです。 Hiveは、蜂の巣とか、蜂が群がっている様子の意味です。 六角駒が集まっている状況は、まさに蜂の巣に群がる虫達をイメージさせます。 #clear * BOARD & PIECES [#c76f871c] #ref(./Hive_3_Pieces.jpg,right,around,Hiveの駒) ボードは、ありません。強いて言うなら机がボードの役目を担います。 マス目のないゲームです。 - Setup&br; 先手番は、白い方駒を使います。 各プレーヤー、それぞれの色の駒を全て相手に見える状態でテーブルの上に置きます。 自分の手番では、配置または移動をおこないます。 - 配置&br; 配置は、自分の手持ちの駒を一つ選んで、対戦フィールド上(これがHiveになります)に出します。 駒を出すには、次の条件を満たしていないといけません。 -- はじめの駒&br; 白番の第一手です。テーブルの中央あたりに出しましょう。ここからHiveが広がります。 -- 次の駒&br; 黒の第一手は、先に出ている白の駒の辺にピタリと接するように駒を出します。 -- 以降の駒&br; 白の二手目以降は、駒を出すときには必ず、自分の駒だけに辺が接するように出さなければなりません。相手の駒と接するような場所には出せません。Queen Beeを出すまで、駒の移動はできません。&br;駒を出せる場所がないときは、移動をします。 -- Queen Bee (女王蜂)の配置&br; Queen Beeは、自分の四手目までに、必ずフィールドに出さなければなりません。 - 移動&br; 自分の手番で、各駒の動き方の制約を守って、一つの駒を移動させることができます。 配置と異なり、移動した後に、相手の駒に接していても問題はありません。 :&ref(Hive_3_Bee.jpg); Queen Bee (女王蜂)|'''一つ''' 巣の周りを一マス :&ref(Hive_3_Beetle.jpg); Beetle (クワガタ)|'''二つ''' 一マス。巣の上(別の駒の上)に登ることができます。登られた駒は移動できません。また、駒の配置の際には、一番上にある駒の色が、その位置の色として評価します。 :&ref(Hive_3_Grasshopper.jpg); Grasshopper (バッタ)|'''三つ''' 直線で連続する駒を飛び越えた先の、空いている領域に移動できます。 :&ref(Hive_3_Spider.jpg); Spider (蜘蛛)|'''二つ''' 巣の周りを丁度三マス。巣に沿って移動します。 :&ref(Hive_3_Ant.jpg); Soldier Ant (兵隊蟻)|'''三つ''' 巣の周りを任意の距離移動できます。 以下の拡張駒が発売されています。お互い駒を一つ余分に持つだけで、ルールは同じです。 :&ref(Hive_3_Mosquito.jpg); Mosquito (蚊)|'''一つ''' 隣接する駒の内、どれか一つの駒の移動能力を模倣します。巣の上にあがって移動し始めると、巣の上にいる間は、ずっとクワガタになります。 - ひとつのHive(巣)のルール&br; フィールド上には、必ず(駒が)接続したHiveが一つだけ存在するようにしなければなりません。移動した結果、Hiveが分断されてしまうような移動は禁止です。 - スライド移動ルール&br; BeetleとGrasshopperを除く駒は、駒をテーブル上をスライドさせて移動します。そのため、移動する際にHiveを壊してしまう(べつの駒を動かさないと入れない場所への)移動はできません。&br; 配置の際は、この制限はありませんので、別の自分の駒で囲まれた空間に駒をドロップすることができます。 * GOAL [#q90b4735] Queen Beeの周囲(6辺)を、駒(相手味方無関係)で囲んだら勝ちになります。 双方のQueen Beeが一度に囲まれたら、引き分けです。 千日手は引き分けです。 * STRATEGY [#z25354fa] #ref(./Hive_1closeup2.jpg,right,around,Hive) プレーする前は、駒の種類によって、動きに違いがあることや、 相手のQueen Beeを追い詰めることから、 Chessや将棋に近いゲームと思う人も多いかもしれません。 Chessと将棋もプレーしてみると、ルールは似ていますが、まったく異質のゲーム だという印象を受けます。Hiveは、これらのいずれともさらに異なるゲームです。 ボードが無いことや、駒が六角であることも一因です。 この感覚は、はじめて行った街で、 ランドマークや方角を知るための指標が無い(天気や環境)で、目的地と自分の位置を どう把握すればよいのか混乱するのに似ています。Chessなどを良くプレーする 人ほど、このように感じるのではないでしょうか。 ゲームに慣れると、すぐに動かせる駒(配置、移動とも)が見かけの駒の数に比べて 少ないことに気づきます。配置、移動の制約によって、拘束される駒がほとんどなのです。配置から終局まで動かない駒もあります。 - 自分の駒の自由を獲得しよう。特にQueen Beeの自由が重要です。 - 相手の駒を拘束しよう。Beetleで相手の駒に乗ったり、一つのHiveで、相手の強力な駒を動けないようにするのが有効です。相手のQueen Beeは、六角の一辺ずつ間を空けた三辺を抑えてしまえば、動くことができません。 - 駒の価値/機能を考えて、配置するタイミングを見極めましょう。早くに配置すると、攻撃目標(動けなくされる)になりやすく、遅すぎると、敵駒自駒が混ざりあい、配置できる箇所が、争点から遠く離れてしまったり、配置できないこともあります。 * NOTE [#e45b092a] [[Tile Chess]]は、Hiveに似た発想のゲームです。 * SEE ALSO [#j6e326e1] #related - [[オフィシャルサイト>http://www.hivemania.com]] オンラインで体験できるコーナーもあります。 * Feedback [#u1caae51] &facebooklike(400x180,action="like",scrolling="yes",show_face="true",layout="standard",colorscheme="light",align="right",float="right",rlmargin="10"); #vote(おもしろい[34],役に立つ[3],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[3],食べてみたい[5]) #vote(おもしろい[35],役に立つ[3],興味ない[0],理解できない[0],やってみたい[3],食べてみたい[5]) //#pcomment_nospam(noname)