[Checkers]


[[コレクション]]
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* Morris Games [#j4d79a97]
Morrisには、数多くの派生が世界中にあり、[[Board and Table Games from Many Civilizations>参考文献/Board and Table Games from Many Civilizations]]等に記述されています。本館では、[[Zillions of Games>アブストラクトゲームとコンピューター#c0518f55]]で動作するプログラムも参考にして整理しました。
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* HISTORY [#f170fe17]
Morrisの仲間で、現在もっともポピュラーなゲームは、[[Nine Men's Morris]]でしょう。その派生ゲームは世界中に数多く存在しています。

Morrisが、認知されている背景には、
中世ヨーロッパでのファミリーゲームとしての大流行があります。
その伝搬については、ギリシャまたはフェニキアの商人たちが北ヨーロッパに伝えたとも、
北アフリカ起源のアラビア人たちが南ヨーロッパに伝えた、とも推測されていますが、正確なところは分かっていません。

Morrisの名については、古いフランス語"merel"(コイン、カウンターの意味)が起源であるとも、南ヨーロッパにゲームを伝えたかも知れないとされる"Moor"(北アフリカのイスラム人。アラブ人とベルベル人との混血。)が変化したものであるとも、(盤の形が似ていることからか)Square danceの一種Moorish danceに由来するとも言われています。

[[Three Men's Morris]](斜め線の入ったバージョン)(([[Three Men's Morris]]には、斜め線の入ったバージョンと入らないバージョンがあります))と[[Nine Men's Morris]]の盤が、エジプトの町Kurnaの寺院の屋根に彫られているのが見つかっています。寺院が建立された後すぐに彫られたものであれば、ゲームは紀元前1400年くらいから遊ばれていたことになりますが、少し時代が下ってから彫られた可能性も高いといわれています。

紀元前1年にローマの詩人 Ovidが著した Ars Amatoriaの 中に[[Three Men's Morris]]に関する記述があります。その盤が建物の中で数多く見つかっていることから、ローマ時代には広く遊ばれていたと思われますが、それらの盤が、どの時代に、どこから建物に持ち込まれたかを特定することができないため、ゲームの起源を知ることは困難です。盤は通常、木製か石製でしたが、富裕層向けに象牙製のものもありました。

[[Three Men's Morris]]は、中国では孔子の時代、紀元前500年ごろ [[Yih>Yih / Luk tsut k'I]]という名前で遊ばれていました。
現代においては、[[Luk tsut K'i>Yih / Luk tsut k'I]]という名で中国南部に残っています。
紀元6世紀ごろまでにはルールや解説を記述した本が多く著されていることから、ゲームが広く知られていたことが分かります。中国南部では1950年代になっても遊ばれていました。

1300年代のイギリスで、ゲームは盛んに遊ばれたようで、カンタベリー寺院やウェストミンスター寺院などの椅子に、[[修道僧によって彫られたと思われるMorrisの盤>Cloister Games]]が見つかっています。

時代を経て、[[Six Men's Morris]]がヨーロッパで広く遊ばれるようになりました。このゲームは中世イタリア、フランス、英国で人気を博しましたが、16世紀までには廃れてしまいました。

ゲームはさらに洗練され、今日、ファミリーの中でもっとも広く遊ばれている[[Nine Men's Morris]]となりました。[[Nine Men's Morris]]は、Nine Men's Morris(英) / Nine Mens Morris(英) / Mill(英) / Morris(英) / Merelles(仏) / Merrills(英) / Merels(西) / Muhle(独) / Molle(ノルウェイ)などとも呼ばれています。

[[Nine Men's Morris]]の盤は、前述したようにエジプトの町Kurnaの寺院の屋根に彫られて(紀元前1500年ごろ)いた他、トロイの第一都市、アテネのアクロポリス、紀元1世紀ごろのセイロンの建物内でも見つかっています。

13世紀にカスティーリャ王 Alfonso Xが編纂した 'Libro de los juegos' (「ゲームの本」)には、[[Nine Men's Morris]]に興じるプレイヤーたちと、ゲームの進行が分かる状態で上からみた盤の美しい絵と解説文(13世紀には印刷の技術はありませんでしたから、イラストも解説も手描きです)が載っています。Alfonso Xは、ダイスを使って遊ぶVariantも紹介しています。

Chessの世界チャンピオンで、[[Lasca]]の考案者であるEmanuel Laskerも、自著 Brettspiele der Volker(Berlin, 1931)のなかでMorrisについて書いています。

* Morrisの仲間に共通のルール [#sbb3d116]
ここでは、Morrisの仲間に共通(=もっとも一般的)のルールを紹介します。(各ゲームに特有のルールは、個別のページで説明します。)
各プレイヤーは3個([[Three Men's Morris]]などの場合。ゲームによって4個、5個、6個 … 12個)の駒("men")をもち、盤上に駒のない状態でゲームをスタートします。
//([[Tant Fant]]、[[Modern Seega]]、[[Shisima]]には、個別の初期配置があります。)

各プレイヤーは交互に、自駒を盤上の任意の交点に置いてゆきます。全ての自駒を盤上に配置し終わったら、次のターンから空いている隣の交点に移動させてゆきます。

1つの交点には、同時に2つ以上の駒は置くことができません。

プレイヤーは自駒を3つ、縦か横か斜めの直線で並べる(Millを作る)ことができたら、盤上の敵駒を1つ選んで捕獲し、盤上から取り去ることができます。取り去った駒は再利用できません。

敵の駒は、Millを形成していないものから選んで捕獲します。

パスはできません。 

相手の駒を捕獲して2つ以下にするか、動けなくしたら勝ちです。 
[[Three Men's Morris]]とそのvariantsでは、縦横斜めのいずれかに直線で自駒を3つ、先に並べることができたほうが勝ちです。

* SEE ALSO [#j9ff93a3]
#related

- [[Solving Nine Men's Morris>http://www.msri.org/publications/books/Book29/files/gasser.pdf]]
- [[Morris Games>http://alumnus.caltech.edu/~leif/games/Morris/]]


* Feedback [#u1caae51]
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