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Abstract Strategy Game Society

第46回 Abstract Strategy Game Society & The Game Party の記録

開催日 2016年4月16日

5月は、第4土曜日の開催になります。ご注意ください。

会の様子

場所 東京五反田 アーヴァイン・システムズ会議室

少数で、じっくりとゲームを堪能した会となりました。

第1部 Abstract Strategy Game Society

正規/参考出展

時間 ゲーム 考案者 発表者
14:00-14:34 名前はまだない(トライアングル) 山本さん 山本さん
14:35- Lag(改) 川崎さん 川崎さん
-15:17 バリアントLag(inverse) 川崎さん 川崎さん
15:17-15:35 ハチの巣囲碁(ルール改訂) 関場さん 関場さん
15:35- Under Water 海底の罠 参考出展 太田さん 太田さん
-16:20 Under Water 海底の宝 参考出展 太田さん 太田さん
 
名前はまだない
名前はまだない

山本さんの新作は、またしてもまだ名前がありません。3角形のボードにこだわって、ついに3人で遊ぶアブストラクトゲームに! 出展時のルールでは、決着が早すぎること、開始時のポジションにより有利不利がありそうなことがありました。検討していくと、得点方式や、駒の働きに制限を加えることで、ずいぶんと戦略性・ゲーム性が増してとても楽しいゲームになりました。

Lag 改1 Lag 改2
Lag 改1 Lag 改2

川崎君は、以前出展したAmoebaボードと駒で遊べるLagのルールを少し改訂。自分のグループの数だけ駒を動かすユニークなルールを採用したレースゲームのLag。制約を緩めてゲームがよりダイナミックになりました。終盤の収束もきちんとするようで好評です。

さらに川崎君は、Lagのルールを「自分のグループの数移動」を「相手のグループの数移動」と改訂し、駒数を減らした派生ルールも提案。こちらの方が、終盤駒が衝突していない状態でも、相手の動きに干渉できるのでよさそうです。検討で、オリジナルルールではなかなかゲームが収束せず、土井さんと中島が第2部で検討。ゴールに入った駒はグループとして数えない仕組みでゲームは収束しそうです。ただ、もう一つスパイスが足りない感じのところを、相手の駒に乗れるというルールを導入。さらに、乗られた状態の駒は、その時点では、盤上に存在していないという扱いにすることで、微妙なさじ加減を実現。なかなか遊べるような気がします。 [smile] 駒数、配置、ゴール条件などの微調整をすれば、さらによくなりそう。次回以降の原作者の調整に期待。続けて検討してみたいゲームです。

ハチの巣囲碁
ハチの巣囲碁

以前に出展した関場さんのハチの巣囲碁を、南雲さんと検討の上ルールを修正されてきました。先手の初手に限り、天元に相当する部分には打てないというルールを導入し、先手の圧倒的な有利を排除。コウが生じない明快な仕組みはそのままに、バランスがよく取れたゲームになりました。

国際コンテストに出展前なので映像はありません。 国際コンテストに出展前なので映像はありません。
Under Water 海底の罠 Under Water 海底の宝

名古屋から参加の太田さんは、アブストラクトゲームではありませんが、工作、ギミック、いずれもとても楽しい力作を持ち込んで検討。同じ遊具で、複数のゲームが遊べます。磁石を巧みに使って、見えない機雷、宝に一喜一憂します。船同士がぶつかったときの海戦ルールも、シンプルですが絶妙に逆転のチャンスを与えます。

第2部 The Game Party

優勝の中島と川崎君 自撮り

中島がひさしぶりに高得点で優勝です。2位は川崎君、3位は太田さんと所でした。商品のメダルは、川崎君へ [bigsmile]

Last-modified: 2016-07-09 (土) 16:41:08