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INAX出版(1994)
前半は紀元前4000年から存在したレースゲームから現代のTVゲームまで、古今東西のゲームを、ゲーム盤(+ピース)のデザインに焦点をあてて紹介している。入手困難なゲーム盤やピースの美しい写真と広範な研究に裏打ちされたエピソード、解説はすばらしい。充実した写真と図版により、資料としての価値も高い本です。後半では「ゲームの起源と変遷」「メディアとしての双六」「将棋伝来のミステリー」「盤上遊戯から電視遊戯へ」など、筆者たちがそれぞれ違うテーマでゲーム論、歴史・文化的考察を展開し、読み物としても非常に興味深い内容です。