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ゲームとパズルの計算量

Category

お勧め

☆☆☆

著者

出版社

近代科学社 (2011)

Review

原題 "Games, Puzzles, & Computation"の邦訳です。ゲームとパズルを、情報科学での計算量の視点から考察した本です。

よく知られた多くのゲームやパズルを、数学的手法である制約論理を駆使して、対象の複雑さを定量評価するステップが、多くの色刷りの図を用いて、視覚的にも理解しやすく解説されています。本書によって、それぞれのゲームを、計算量クラスによって分類することで、ゲームの複雑さを客観的に理解することができます。

多数のゲームとパズルを分析している本書は、情報科学や制約論理の、大変良い応用例ですが、ぜひとも専門のゲーム・パズルのデザイナーにも価値ある一冊です。

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Last-modified: 2016-04-18 (月) 06:24:13