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Proteus

HISTORY

Proteusは、Francis Lalumièreが考案し、2001年にアメリカのゲーム会社 Steve Jackson Gamesが販売した、ピースの6面をChessの駒にマップして動かし、獲得した得点を競うゲームです。

BOARD & PIECES

BOARD

Proteus 初期配置

8x8のボード上に、各プレイヤーはそれぞれ8個の自分のピースを、Pawnを上にして、自陣(=自分に近い1段目と2段目)の黒いマスに、写真のように初期配置します。

PIECES

各ピースの6面は、それぞれ、Pyramid, Pawn, Bishop, Knight, Rook, Queenの駒になっています。それぞれの駒には0点から6点までの配点がされています。

上に向いた面が、そのピースの現在の駒を表します。

プレイヤーは各ターンで2つのアクションを必ず取らなければなりません: 1) ピースを移動する。2) 移動先で、得点数の1つ多い駒か、1つ少ない駒に成る。

Chessと同じように、敵のピースを捕獲することができます。

各駒の得点数と特徴は下記のとおりです。 動きについては、Chessをごらんください。 ※Proteusには、Kingはありません。

Proteus駒と捕獲時の得点
Pyramid
0点です。 動くことも、成ることも、捕獲することもできません。 Knightしか、この駒の頭上をジャンプすることはできません。
Pawn
2点です。 Pawnは通常1マスしか動けませんが、自陣の黒マス(初期配置のマス)から動くときは、2マス動くことができます。 Pawnは得点が1つ下のPyramidに成るか、1つ上のBishopに成ります。 ChessのPawnと違って、敵陣のベースラインに着いてもプロモートすることはありません。 en passantはありません。
Bishop
3点です。 Bishopは得点が1つ下のPawnに成るか、1つ上のKnightに成ります。
Knight
4点です。 Knightは得点が1つ下のBishopに成るか、1つ上のRookに成ります。
Rook
5点です。 Rookは得点が1つ下のKnightに成るか、1つ上のQueenに成ります。
Queen
6点です。 Queenは最高得点の駒ですので、常に得点が1つ下のRookに成ります。 通常の方法に加えて、Queenのすぐ後ろのマスに着地して捕獲することもできます。(backstabbing = 背後から刺すこと)

GOAL

先に相手を動けなくするか、どちらかのピースが残り1個になったときに合計の得点が相手より多かったほうが勝ちです。

STRATEGY

Queenをどう使い、どう守るかがポイントです。攻撃力は強いのですが、backstabbing ルールがあるため、通常のChessのQueenと比較して、守備力はかなり低くなっています。背後を守りましょう。さらに、Queenは捕獲されると、6点もの得点を相手に与えることになりますから、注意が必要です。

ノー・マークだった敵駒が、成った瞬間に突然、複数個の自駒にとって怖い存在になることがあります。

敵に捕獲される運命にあるピースは、より得点の低い駒に成ることを忘れないようにしましょう。

SEE ALSO

Last-modified: 2019-02-11 (月) 07:22:29