Amazonでボードゲームを探す

Abstract Strategy Game Society

第51回 Abstract Strategy Game Society & The Game Party の記録

開催日 2016年9月17日

会の様子

場所 東京五反田 アーヴァイン・システムズ会議室

突然ですが、本ゲーム会の定期開催は、今回で最終回となります。4年余りの長きにわたって、たくさんの方々に参加していただき、本当にありがとうございました。次回以降は、不定期に装いも新たに開催してまいります。

第1部 Abstract Strategy Game Society

正規/参考出展

時間 ゲーム 考案者 発表者
14:05-14:40 ダリル改 時田さん 時田さん
14:40-15:30 Ni-ju Nestor
15:30-16:00 Flink Nestor
 
ダリル
ダリル

時田さんの第49回に出展したダリルを、敵味方の駒の区別をなくし、駒の数を半分に減らしても「タリル?」のでしょうか。という改訂ルールでプレーしてみました。時田さん自身の事前の検討では、ちょっと駒が足りずに、12の駒をすべて使い切ってしまってしまい、敵味方の駒の区別がないためオリジナルの上に乗っているタイルが多い方が負けという判定も効かないため、引き分けが多くなってしまうのではとのこと。

おそらく上級者同士の対戦になると、そのような展開になるかもしれませんが、ダリルは見落としや勘違いが面白いゲームです。今回の検討会、ゲームパーティー、第3部を通してプレーしてみても、なかなか引き分けになる展開にはなりません。とても良くできています。 [smile] また、仮にすべての駒を使い切ってしまう状態になっても、最終局面、自色のマスが多くある方が負けという判定を加えることで、引き分けを激減させることができることもしっかりと確認できました。

近日中のパブリッシュが待望される傑作です。

Ni-ju Flink
Ni-ju Flink

Nestor Gamesの新作から、2作品を検討会で検討しました。日本語の20から命名のNi-Juは、正方形タイルをそれぞれのプレーヤーが20枚もって、タイルに描かれたパターンを先にボード上で実現するゲーム。今回プレーしたのはデラックス版、アクリル駒の重みがずっしりと豪華な感じです。みんなが、繰り返し遊びたくなる傑作です。

Flinkは、3Dプリンターにって作られた新作。作者のNestorが、これまでにもあった数々の3Dコネクションゲームとも比較、じっくり検討を重ねて、駒の形を決めました。2種類のボードで遊ぶことができます。検討会での意見は、斜めになった形状のボードは、ボード端の競り合いに窮屈な印象で、正方形ボードの方が戦略の幅がありそうです。

第2部 + 第3部 The Game Party & Extension

Fano330-R-Morris Varanasi
Fano330-R-Morris Varanasi

Fano330世界大会, Varanasi世界大会が始まりました。誰でも参加できます。 スペインのバスク地方からの提案で始まったFano330-R-MorrisVaranasiの世界トーナメントを同時開催。Varanasiは、4人でのチーム対戦がやっぱり面白い!!

Akron Taiji
Go With The FLoe Morelli
Zaic Hop it!

Nestorから届いた他のゲームや、正田さんが持ってきてくださったNestor Gamesの新旧作(Akron, Taiji, Hop it!, Zaic, etc...)などたっぷりと遊びました。

Tsukiji

時田さんが優勝、2位中島。3位は同点で宮本さんと正田さん。

Last-modified: 2016-09-18 (日) 08:50:18