QUIVIVEは、フランスのゲーム・メーカー Gigamic社から1998年に発売されたユニークなゲームです。フランス人ゲーム・デザイナー Francis Pacherie の考案です。QUIVIVEとは、フランス語で(qui vive)「そこにいるのは誰だ!」の意味です。銀河系やロケットというモチーフをQUIVIVEに導入した子供向けゲーム SPUTNICが、2005年に発売されています。 2009年8月時点で、日本では未発売です。
QUIVIVEは、5人で遊ぶゲームです。
QUIVIVEには、以下のものが入っています。
ボードのへこみ部分にディスクを37個敷き詰めます。
各プレイヤーは、じゃんけんかくじ引きで決めた順番に従って、盤上に敷き詰めた37枚の任意のディスクの上に、2段目のディスクを1人1枚ずつ、全部で9枚置いてゆきます。 2段目のディスクを配置し終わったら、残った3枚を任意の2段目のディスクの上に3段目として配置します。ディスクを上に配置するときは、下のディスクにぴったりと重ねます。
ディスクの配置が終わったら、各プレイヤーは先に決めた順番に従って、自分の駒を任意のディスクの上に初期配置します。
プレイヤーは自分のターンで、自駒を左右前後斜めいずれかの、隣のディスクに移動してから、任意のディスクを1つ、盤から抜き取ります。
他の駒が配置されているディスクや、ディスクのない場所には進めません。また、他の駒が配置されているディスクは抜き取ることができません。
ゲームは、2人、または4人でも遊べるようになっています。
プレイヤーは互いに駒を2つずつ持ち、各ターンでどちらか一方の駒を動かします。その他のルールは5人で遊ぶ場合といっしょです。
2人ずつがチームになって遊びます。各ターンでどちらか一方の駒を動かします。その他のルールは5人で遊ぶ場合といっしょです。
動けなくなったら負けです。最後に残ったプレイヤーが勝者となります。 Two Players, Four Playersとも、ゲームのゴールはいっしょです。
ゲームのモチーフは、Positと類似点があります。Positに比べると、段の上がり下がりが自由であることから、制約が少ないゲームです。
「たかたかオニ」(地面には降りられない vs. ディスクのない場所には降りられない)をボードゲームにしたような感じです。5プレイヤーで遊んでもゲームが発散しません。オニごっこと同じで、多人数で遊ぶ方が面白いゲームです。