HISTORY †
Tortugaは、スペイン語で「亀」のこと。Vincent Everaertの考案で、2008年Gigamicより発売されています。
かわいらしい亀の駒と、なにやら昔の海賊の地図を連想させるような麻布のボードが魅力的なデザインです。2010年時点で日本では未発売ですが、
2010ゲーム学会全国大会のゲームカフェにも出展して、大変好評でした。
BOARD & PIECES †
一辺4マスの正六角形のボードを使って二人で遊ぶCheckersの仲間型のゲームです。
駒は、上写真右のように、先手後手それぞれ亀を8個ずつ配置してゲームを開始します。
各ターンで、プレーヤーは、以下のルールに従い、自分の亀を一つ進めます。
- 亀は、前方(三方向)にのみ進めます。(後戻りはできない)
- ジャンプしないときは、空いているマスに1マス進みます。
- 相手の亀、自分の亀、裏返しの亀のいずれもジャンプすることができます。
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相手の亀を飛び越えられる場合、必ずその亀をジャンプできるように移動させなければなりません。(連続ジャンプの結果、相手の駒を飛び越えられる場合もこの条件は有効です)
- 自分の亀もしくは裏返った亀は、ジャンプしなくてもかまいません。
- 裏返しの亀はどちらのプレーヤーも動かすことができません。
ジャンプを開始すると、プレーヤーは次の条件を守らなければなりません。
- ジャンプの途中向きを変えてもかまいません。(前向きの3方向に対して)
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できるだけ多くの亀をジャンプしなければなりません。ジャンプを続けられる場合、途中でジャンプをやめることはできません。
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自分の亀と裏返しの亀を連続に、もしくは相手の亀と裏返しの亀を連続してジャンプできます。相手の亀と自分の亀を同じターンでジャンプすることはできません。
- ジャンプした亀が相手の亀であれば、亀を裏返します。
- 自分の亀をジャンプしても、裏返しません。
- 裏返しの亀をジャンプしたら、表向きにします。その際、どちらのプレーヤーの亀としてもかまいません。
GOAL †
自分の亀を相手よりも早く相手のベースキャンプ(相手初期配置の中央奥のマス)に入れたプレーヤーの勝ちです。
NOTE †

パッケージには竹筒(写真左)のものと紙筒(写真右 Julien
Kloetzer氏所蔵)の二種類あります。内容物に違いはありません。
SEE ALSO †