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組み合わせゲーム理論入門

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お勧め

☆☆☆

著者

出版社

共立出版 (2011)

Review

原題 "Lessons in Play: An Introduction to Combinatorial Game Theory"の邦訳です。本書では、Abstract Strategy GameをCombinatorial Game(組み合わせゲーム)と同義に定義し、様々なゲームに勝つための数理を解説しています。特定の数学理論など、前提知識のない読者が迷走しないためのガイドも充実して、ハンズオンな教科書の体裁を取っています。

参考文献/Winning Ways for Your Mathematical Plays Vol.1 - Vol.4と同様に、数学を駆使したゲーム戦略の解説が本書の軸です。2013年時点で、Winning Waysの邦訳本は見当たりませんが、同書に劣らない内容となっています。

また、本書では、ゲームについての研究動向も紹介されていることに加え、巻末の付録には、

本書においても、組み合わせゲームの重要なカテゴリーとしてnimなどのImpartial Gameが取り上げられています。本書でImpartial Gameは、不偏ゲームと訳されています。

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Last-modified: 2021-02-01 (月) 14:47:52