Table of Contents †
ゲームとAIについての統計情報 2 †
ゲームとAIについての統計情報の続き
ゲームとAIの統計 †
環境2 2010/1/19 測定 †
Game |
どうぶつしょうぎ |
AI Level 先後共 |
3 |
Ruby:1.9.1_x86_64-linux |
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手数 |
30 |
平均の合法手数 |
7.73 |
標準偏差 |
5.97 |
最大の合法手数 |
23 |
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comの読んだ平均node数 |
3011.63 |
標準偏差 |
3558.05 |
読んだ最大node数 |
11737 |
一局にcomの読んだnode数合計(node) |
90349 |
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|
一手あたりの消費時間(sec) |
11.25 |
標準偏差 |
295.48 |
comの消費した時間合計(sec) |
41.7 |
プログラムで自動測定した結果を表にしているため、有効数字の処理は省いています
局面毎の合法手数, AIの読んだ局面数, 消費時間,
単位時間あたりに読んだ局面数の推移 †
環境2 2009/10/15 測定 †
分析 2010/1/19 †
ここでは、新規に追加実装したどうぶつしょうぎについてのみの調査をおこなった。
- 平均合法手数 7.73は、田中氏の調査による9.435に対して少ない。最大の合法手数が現れた局面についても、23と、氏の調査=38よりも少ない。
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田中氏の調査は、合法局面を全件調査したものであるのに対し、本調査は、AIがたどった主観的な道筋による評価であるため、異なった結果になっている。
-
他のゲームの一部にも言えるが、終盤になると、攻勢側が合法手数が多くなり、守勢側は(王手を回避しなければならないなどの理由で)選択の幅が狭くなる傾向がある。また、どうぶつしょうぎでは、開局直後の合法手数は、比較的少なく、局面が進むと多くなる。この結果、一局を通して合法手数を数えると、全局面から算出した平均と異なる結果になることが考えられる。
-
近い評価値を得る着手を、積極的に乱数によって選択させることで、田中氏の調査に近づくかは、今後のAIプログラムの強化後に再調査をおこないたい
- 本調査からの、どうぶつしょうぎと他のゲームとの比較
-
持ち駒再使用のルールがあるため、MiniShogiと同様に、ボードサイズと比較したゲーム決着までの手数が長くなる傾向が見られる
- 局面が進むにつれて、合法手数が増加する傾向に
- 合法手生成に時間を使うこともMiniShogiと同様の傾向を示している
SEE ALSO †
以下、開発者専用のページです