アメリカの著名なゲーム・デザイナー/研究家 Sid Sacksonが考案したゲームです。 1969年に彼の著書参考文献/A Gamut of Gamesから、発表されました。
8x8のCheckers盤と、黒白各10個の駒を使います。
向かい会うベースラインから、4隅のマス目をのぞいたものを、ゴールエリアといいます。4隅には、駒を置くことができません。各自の向かい合うゴールエリアを1ペアずつ自分のゴールエリアとします。
それぞれのプレーヤーは、自分の色(白/黒など)の駒を手元に置いてゲームを開始します。ジャンケンなどで先手を決めるとよいでしょう。CheckersやChessでは、先手が白を持ちます。
プレイヤーは、手番で一つずつ駒を下記のルールに従って、開いているマス目に置きます。
最低6個の自駒を繋いで自分の2つのゴールエリアを繋げたものを「ネットワーク」と呼びます。
ネットワークは、間に敵の駒があると中断されます。
ネットワークを作るのに、線が同じ駒を2度通過してはいけません。 また、ゴールライン上に自駒を配置してもかまいませんが、ネットワークの形成には、うち1個の自駒しか使用することはできません。また、同一直線上の駒を通り抜けることもできません。
駒が全て盤上に置かれたときにひとつもネットワークができていなければ、各プレイヤーは自分の手番で1つだけ自駒を空いたマスに移動させて、ネットワークの形成を目指します。
図(黒が成功した例)のように、先に自分のネットワークを作ったら勝ちです。
Networkには、アドバンスプレーヤー向けのルールがあります。
手番を終えたプレーヤーが、次の手で勝利できる状態であれば、 (王手/リーチ)宣言しなければなりません。これによって、 うっかりゲームが終了してしまう(頓死)ことを防ぎます。
先手プレーヤーの優位を除くために、後手のプレーヤーに次の特権が与えられます。
駒の移動が始まるまで、通常2つの駒までしか隣接できないところを、以下の2通り持つことができます。
駒の移動が始まったら、新しく上記のグループを形成することは認められません。