ここでは、特定の図形を作ることを目的にしたコネクションゲーム、配列ゲーム、図形ゲームを展示しています。
コネクション・ゲームは、ピースを使ったり線を結ぶことで、「コネクション」を展開、完成させることを目的としたボード・ゲームです。 *1
コネクション・ゲームの歴史は、デンマークの数学者 Piet Heinが1940年代に発明したHexに始まったと広く考えられていますが、Jim Polczynskiは、Scrabble や Trivial Pursuitの作者であるSelchow & Richter が発明したLightning*2というコネクション・ゲームが、Hex発明の半世紀前の1890年代に誕生していた、と発表しています。
コネクション・ゲームの魅力は何と言っても、「結ぶ」「繋ぐ」ことでゴールを目指すというシンプルなルールでしょう。また、これ以上ないほどシンプルなルールでありながら高度な戦略性を競い合うことができ、「繋ぐ」こと自体が図形の数学的な美しさを際立たせるゲームです。
Hexが20世紀の著名な数学者John Nashによって注目され、コネクションゲームが数学としての研究対象となって以降、この種のゲームを3次元空間で遊んだらどうなるかなど、たくさんのバリエーションが誕生し、世界中で多くのファンを魅了しています。
2000年に参考文献/Hex Strategy= Making the Right Connections、2005年には参考文献/Connection Games= Variations On A Themeが出版されるなど、系統だった研究成果の発表もされています。
さらに、古くから世界中で遊ばれている、配列ゲーム、比較的近代に考案されたゲームの多い、特定の図形を作ることを目的にした図形ゲームなど、 幾何学を主題においたゲームを紹介します。ただ、歴史的経緯から、本来であれば配列ゲームに分類したいMorrisの仲間は、別ページにまとめました。
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Tic-tac-toe / ○× (まるばつ) | Connect 4 | 立体四目並べ / Score Four | 立体四目並べ / Qubic | 立体三目並べ (立体○×パズル) | 五目並べ |
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Lightning | Trax | Ponte del Diavolo | Blokus | Pentominoes / Quinn |
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