History †
    
    ふえ~る Fuer (Extension)は、2014年に山本光夫氏による、新しいの配列ゲームです。
    ふえ~るは、第21回
    Abstract Strategy Game Societyで出展し、大変な好評を得ました。
    
    
    Description †
    
    Board & Pieces †
    ふえ~るは、2人で遊べます。
    
 
    
    Hexボードと、6角のスペースタイル45枚と、各プレーヤーそれぞれ20個の駒を使います。
    ゲーム開始時は、右写真のように、ボード中央に印刷がある9マスに、6角のスペースタイルを配置しておきます。
    
    
    Game Play †
    各プレーヤーは手番で、必ず次の2つのアクションをおこないます。
    
      - 
      既に置かれている6角のスペースタイルのいずれかに隣接するように、新たに6角のスペースタイル1枚を配置する。
 
      - 配置した6角タイルに接する別の6角タイルの辺の数 -
      1が1辺の場合、すでに置かれている自分の駒を空いている隣接するマスへ、1マス移動する。既に置かれている自分の駒が無い場合または移動する空きマスが無い場合は、1辺にしか接しないような位置に6角タイルを配置できない。また、手番で配置した6角タイル上へ駒を移動することはできない。
 
      - 
        配置した6角タイルに接する別の6角タイルの辺の数 -
        1が2以上の場合は、配置した6角タイルに接する別の6角タイルの辺の数 -
        1個の自分の駒を、既に置かれている6角タイルの上に置く。配置する自駒は、次の制限を満たしていなければならない。
        
          - 手番で、配置した6角タイル上には置けない。
 
          - 同一手番で配置する自駒は隣接するマスには配置できない
            
          
 
        
       
    
    
    ゲームの終了 †
    
    プレーヤーが自分の手番で、アクションをすべて完了できないか、アクションを終了して下記の勝敗判定に従う場合は、ゲーム終了です。
    
    Goal †
    勝敗は、以下のように判定します。
    
      - 自分の手番で、アクションを完了できなければ負け
 
      - 自分の手番で、自分の駒が直線上に4個並べば勝ち
 
      - 自分の手番で、駒(相手の駒も含めて)が直線上に5個並べば勝ち
 
      - 自分の手番で、駒(相手の駒も含めて)が直線上に6個以上並べば負け
        
      
 
    
    
    Note †
    ふえ~る = Fuer
    (Extension)は、従来の配列ゲームに対し、Impartial
    Gameの要素と、手を重ねる毎にボードが拡張するという要素を加えた新しい配列ゲームの提案です。
    
    慣れないうちは、自分の駒を4個並べようとしても中々思うようにいかないでしょう。相手が勝ってしまわないように合法手を見つけることに忙しいかもしれません。ビックリするほど短手数で決着することもあります。上達してくると、6角タイルの配置がとても重要であることが分かってきます。新次元の配列ゲームを楽しんでください。
    
    
    SEE ALSO †