Connet 4は、Plot Four や Four In A Line とも呼ばれています。 1974年に Milton Bradley によって発売されました。それよりずっと古くから存在した版権なしバージョンは、"The Captain’s Mistress"として知られています。
このゲームは、AI研究の対象として、その必勝戦略がコンピューターを用いて詳細に分析されています。 1988年に Victor Allis と James D. Allenのそれぞれが、このゲームの先手必勝法を解きました。
2人で遊ぶ四目並べです。 立体四目並べ / Qubicと同種、連珠, 五目並べのバリエーションですが、三次元の自由度はありません。
垂直に立てたグリッド・ボードの上部から、対戦相手と交互に自分の色の駒を上から落して遊びます。 ボード・サイズは、6×7, 7×7など、いろいろあるようです。製品版Connect 4は、6×7です。
グリッド・ボードに並んだ自駒が、水平、垂直、斜め のいずれかで、4つ一列にそろったた方が勝ちです。
立体の四目並べなので、連珠などと比べて次元が一つ多い分、複雑になるかというとそうではありません。 盤は立ってはいますが、二次元ですし、手の選択肢もいずれの局面でも高々7しかありません。
手を進めていくと、自分や相手が「ここに駒を置くと、次の手で負けが決まる」模様が出てきます。 Chessで言う所のZugzwangの状態です。相手に対して、Zugzwangの状態を多く作れるように進めることが有効です。
写真左はトラベル版、右がスタンダード版です。
米国では大変ポピュラーなゲームで、ドラッグストアでも($4.00~$30.00程度で)入手できます。ルールがシンプルで、決着も早いため、小さな子供から遊べるのも特徴です。館長がUSに居住していた時、娘が通う幼稚園にも置いてありました。
日本の国内では、Milton Bradleyの版権版とは異なる同様のゲームが、木製や金属製の綺麗にデザインされた物を見かけることがあります。また、100円ショップでたまに、トラベル版サイズの物が売られていることがあります。