Yonmoque*1は、株式会社ギフトボックス 代表取締役 山本光夫さん(装飾工芸家、タイル作家、ボードゲームクリエーター)のオリジナル・ゲームです。 1996年に発売されました。
写真のような5x5のボードを用います。ボード上には、 青のマス、白のマス、中央と四隅に模様のついたマス(中立)があるのを確認してください。
駒は、Othello&Reversiのように、青と白のリバーシブルです。 初期状態では、いずれの駒も置いていません。
先手=青, 後手=白の順でプレーします。
プレイヤーは、手番で次のいずれかを選択します。
移動によって、自分の駒が直線に4個ならんだら勝ち。置いた駒で4個ならんでも勝ちにならず、ゲーム続行です。
5個ならんだら負けになります。
基本は4目並べですが、Othello&Reversiと二抜き連珠 / 二抜き五目 / Penteを組み合わせた要素と、駒の移動ルールを持つ特殊なゲームです。ボードが5x5と連珠などと比べると小さく、挟むと自分の駒になるルールから、隅の4マスの支配と、自色のマスを活用したダイナミックな駒捌きが鍵になります。
同色上のマスの移動ルールがなければ、小さな盤であるため、先手が有利になる傾向があります。色のついたマスは、先手(青)が8個所、後手(白)が12個所あり、後手に有利なように設計されています。
ギフトボックスからは、手軽に遊べる小さいサイズのものから、特殊なタイルを使った贅沢なものなど、いくつかのバリエーションが発売されています。じっくりとゲームを楽しむなら、できるだけ大型でずっしりとしたボードがお勧めです。