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HISTORY

二抜き連珠は、二抜き, 二抜き五目, 朝鮮碁などと呼ばれる五目並べ,連珠の バリエーションです。 昭和のはじめごろには、(おそらくは西日本に)愛好家が多くいて広く遊ばれていたようです。 久保松勝喜代という囲碁棋士(連珠も八段)が研究をして、久保松機山の名で家元を名乗りました。

海外では、Pente*1という名前で、Gary Gabrelが作った(1978)ということで、Copyrightを取得(1982)しています。 製品版のPenteは、現在でも米国欧州のおもちゃ屋などで容易に入手できます。布製のボード(四隅に絵柄がプリントしてあり、そこには着手できないようです。このボードのアイディアでCopyrightが取れているらしいです。)を筒上に巻き上げて、筒の中に碁石が入った 体裁になっているのをよく見かけます。このため、海外でも二抜き連珠の愛好家が広がり、国際大会も開催されました。

二抜き連珠にもPenteにも多くのバリエーション(ローカルルール)が存在しています。

BOARD & PIECES

連珠盤を使います。便宜上囲碁の用具で代用し、19道盤を用いることもあるようです。

2人のプレイヤーが碁盤の上の格子の交点に黒、白の珠1つずつ交互においてゆきます。 黒が先手です。珠を置く場所に制限はありません。

珠を置いた結果、自分の珠の間に、相手の珠がちょうど二つ挟まると、相手の珠を取り除きます。

GOAL

縦横斜めのいずれかに、早く『五連』(長連は白黒とも認められず、ゲームを続行します。)を並べた方が勝ちです。 また、相手の珠を10個取ると勝ちになります。

三三は、白黒ともに禁じ手です。(相手の四、五を防ぐ時には打てるというルールもあります。)

Penteでは三三の禁じ手がなく、長連も認めるのが一般的なルールです。国際ルールでは、三ができたときはTria、 四ができたときはTessera、五ができたときにはPenteと発声することが義務付けられています。

SEE ALSO

Last-modified: 2023-11-29 (水) 20:22:14