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PYLOS

HISTORY

PYLOS (PYRAOS)は、フランスのゲーム・メーカー Gigamic社から1994年に発売されたユニークなゲームです。ゲームの考案者は英国人エンジニア / ゲーム・デザイナー David G. Royffeです。

手元にあるゲームのタイトルはPYRAOSなのですが、Gigamic社の公式サイトでは、現在PYLOSと表記されています。途中、名称の変更があったようです。

BOARD & PIECES

PYLOS 初期配置

PYLOSは、2人で遊ぶゲームです。

用具

PYLOSには、以下のものが入っています。

初期配置

すべての白球、黒球を、ピラミッド・ボードの周囲の溝にリザーブしておきます。

ゲームの進め方

両プレイヤーは、じゃんけんかくじ引きで自分の球の色を決めます。白が先行です。

両プレイヤーは交互に自分の球をリザーブから取り出し、ピラミッド・ボード上の任意の場所に配置します。

直近の球4個で正方形のベースができた場合、プレイヤーには次の選択肢があります。

Variants

このゲームは、難易度を調整するために、派生ルールが用意されています。

for Mature Players

標準ルールでは、4個の同色球による正方形を作るのを防ぐことが比較的容易で、手番によってゲームの勝敗が決まり、逆転が起きにくいため、上級者向けのルールがあります。

4個の正方形を作って、駒をリザーブに戻すルールに加えて

いずれも、斜めに並んでも駒をリザーブには戻せません。 一度に複数の形(直列が二つ、直列と正方形等)ができても、リザーブに戻せる球は、2個までです。

for Children

子供向けには、4個の球による正方形ルールを除外することで、より単純なゲームにすることができます。

GOAL

PYLOS 黒が頂点に置いて勝ち

パスすることができないので、自分の手番で球がリザーブにないと負けです。

球をできる限り長くリザーブに持っておき、最後のターンでピラミッドの頂上に球を載せた方が勝ちです。(写真は、黒が最後の球を頂点に置いて勝ちになったところ)

Two Players, Four Playersとも、ゲームのゴールはいっしょです。

NOTE

このゲームは、nimImpartial Game性に対して、先後に駒の隔たりをつけた変形と考えることができます。

SEE ALSO

Last-modified: 2023-12-28 (木) 16:56:17