Manaは、Claude Leroy 氏によって1987年に東洋文化をモチーフに考案されました。 発売は、Fi Du Dé, Giseh Verlag, Jactaleaなどからされています。
1987年の Concours International de Créateurs de Jeux de Société で大賞を受賞しています。
2人で遊ぶ、相手の大名駒を先に取ることを目的としたゲームです。
写真の6x6のボードと、 それぞれのプレーヤーは大名1つ、浪人5つの駒をそれぞれ自分の色(製品によって赤と黄色、黒と白などがあります)を持ってゲームを開始します。 ボードのマスには、一重の十字が12箇所、二重の十字が12箇所、三重の十字が12箇所描かれています。
また、駒の上に刺すことができる、Manaというシンボルが一つあります。
先手プレーヤー(赤軍など)が、ボードの向きを選択します。それぞれのプレーヤーは、ボードの向かい合う辺に対峙します。
続けて先手プレーヤーが自分の駒6個をすべて配置します。配置できる所は、自分に近い2段のマス目に任意に置くことができます。次に後手のプレーヤーが、同じ作法で自軍を配置します。
Manaは、ボードの脇に置いておきます。
プレーヤーは、それぞれのターンで自軍の駒を一つの(以下にある駒の選択制限に従って)選択して移動させます。
駒の移動が終了したら、その駒にManaを取り付けます。
相手の大名を先に取ったプレーヤーが勝ちです。
Manaは、駒の移動にボードの状態による制限と、移動した駒にManaを与え相手の動きを制約するという発想がユニークなゲームです。
写真は、Jactaleaから発売されているManaのパッケージ。
本ページの展示品は、Julien Kloetzer氏から貸与されたものです。