Siam, Siam Travel
    
    HISTORY †
    Siamは、Didier Dhorbaitによって考案され、2005年よりFertiから発売されています。
    
    
    BOARD & PIECES †
    
  
    
    5x5のボードを使って二人で遊ぶゲームです。
    駒は、上写真右のように、象x5、サイx5、岩x3があります。
    
    
    初期配置は、写真のように岩を三つ中央に配置して開始します。
    象のプレーヤーが先手です。
    プレーヤーは各ターンで、次の5つ操作の中から一つを実施します。
    
      - 自分の駒をボードに出す
        
          - ボードの外辺に接した任意の空いているマスに、任意の向きに駒を置く
 
          - 
          ボードの外辺に接したマスに別の駒がある場合、別の駒を押せる条件を満たしているなら、押せる駒達を押し、自分の駒をそのマスに入れる
 
        
       
      - 自分の駒を動かす
      駒の向きに関係なく、駒は縦横に移動できる。移動させた後、駒の向きを変更できる。 
      - 自分の駒の向きを変更する
      駒を移動させなくても向きだけ変更することができる。 
      - 自分の駒をボードから外に出す
      ボードの外辺に接したマスにある自分の駒は、ボードから取り除くことができる。
      取り除いた駒は、後に使うことができる。 
      - 自分の駒を動かし、別の駒を押す
        移動する方向に、別の駒がある場合、自分の駒の向いている向きに押スことができる。(横や後ろ向きには押せない)
        ただし、以下の計算により、押すべき方向の力の数の合計が1以上である必要がある。
        
          - 押すべき方向に連なる駒の中の岩は、(岩の数-1)×-1と数える。
 
          - 駒が自分の進行方向と同じ向きにある場合は、1と数える。(どちらの駒であっても関係なく1)
 
          - 駒が自分の進行方向と対峙する向きにある場合は、-1と数える。(どちらの駒であっても関係なく-1)
 
          - 横向きの駒は力に無関係。力=0
 
        
       
    
    OKの例
    
      「象→ 象→ 岩 岩」
      「象→ 岩 サイ→ 岩」
      「象→ 岩 象↓ サイ→ 岩」
    
    ダメな例
    
      「象→ サイ←」
      「象→ 岩 象↓ 岩 サイ←」
    
    
    
    GOAL †
    岩を一つでも先に、ボードから押し出したプレーヤーが勝ちです。
    
    NOTE †
    
    abaloneやTRABOULET / KUBA /
    AKIBA、Oshiと類似した、相撲押し出し型のゲームですが、駒の向きによってゲームが複雑になっています。その分、ゲームボードは小さめ(5x5)であっても、十分な変化を楽しめます。
    
    
    SEE ALSO †