シャトランジ(Shatranj)は、6世紀ごろから中東アラブ諸国で普及した、現在のチェスのルーツです。最盛期は8世紀ごろだと言われています。
チェス史を考察する上で、シャトランジを現代チェスおよび派生における起源としてとらえるため、とても重要なチェスとして研究されています。
(出土品は入手困難で、写真はレプリカです。)
ルク | アスプ | ピル | シャー | ファルジン | ピル | アスプ | ルク |
プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ |
プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ | プジャダ | フー | フー |
ルク | アスプ | ピル | シャー | ファルジン | ピル | アスプ | ルク |
8x8のボードを使い、上記のようにセットアップします。
キャッスリングはありません。
相手の王を詰めれば勝ちです。
裸のシャーは負けです。ただし、次の一手で相手を裸のシャーにできれば引き分けです。
スティールメイトは、シャーと相手の効きマスになっていない自分の駒と場所を一手で交換できます。残っている駒が、すべて相手の効き筋に入っている場合は負けです。
古代のチェスは駒の働きが弱く、テンポがゆっくり進みます。