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RinneTensei (輪廻-転生)は2009年に、当館館長の中島雅弘によって考案されました。
RinneTensei (輪廻-転生)は二つのゲームRinne(輪廻)とTensei(転生)の総称です。
Rinneは、同時期に考案したFlipFlopを、より戦略性を高めた二人対戦アブストラクトゲームです。 5x6の小さなボード上で、敵陣を目指して押したり引いたりと駆け引きが、まるでラグビーやアメリカンフットボールのように展開します。 短時間で、プレーできるゲームですが、駒の遷移ルールが巧みに設計してあり、戦略的にも奥が深いゲームです。
TenseiはRinneに乱数要素を取り入れた派生ゲームです。(Tenseiは、乱数が働きますので、アブストラクトゲームではありません。)
RinneとTenseiは、二人で5x6のボードを使って対戦します。
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![]() 標準的なゲームで使う5x6 Board (この図は、Zillionsに入っているデフォルトの5x6ボードを表示しているため、チェッカー模様が正規の位置に対して逆の色になっています。) |
Goal
相手陣地にある、最も深い行の真ん中の列のマスに自分の駒を進め、直後の手で 相手がその駒を取り返せなければ勝ちになります。また、自分の手番の後相手に 動かせる駒がなければ勝ちになります。
三回同じ局面が現れたら引き分けです。
Movements
全ての駒はKingの状態からスタートします。初期配置は、Setupの図を参照してください。
それぞれの駒は、通常のチェスの駒と同じように動きます。しかし、双方のゴールにいる敵の駒以外は 取ることができません。もちろん、Knight以外は、駒を飛び越えることはできません。
白の駒が先手です。
駒を動かしたら、手番の終わりに駒の状態を変更します。
Rinneでは、King → Knight → Bishop → Rook → Queen → King... と、次に成るものが決まっています。
Tenseiは、何になるかをランダム(サイコロを振って)に決定します。
下のDownloadにボードとペンタ駒の型紙があります。
ペンタ駒を使わない場合、駒には、二種類の色のダイスをそれぞれ5個ずつ用意してプレーします。 1=King,
2=Night, 3=Bishop, 4=Rook, 5=Queen
としてあつかうのが良いでしょう。
Tenseiをプレーするときは、移動した駒は6の目を上にして置きます。そうすることで、
次に何に成るか決定するダイス・ロールの間、どの駒を動かしたかがわかります。
盤上の駒(ダイス)の他にもう一つダイスを用意して、移動した駒が次に何に成るかを
決めてください。ダイスの目がそのまま、次の駒の状態です。
ダイスを振って6が出てしまったら、もう一度振り直してください。
このゲームは、Zillions of Gamesのサイトでも、公開されています。
Zillions of Gamesで実行可能なプログラムソースファイルです。ここで紹介した、すべての派生もプレーできます。
紙に印刷して使える、Rinne&Tensei用5x6ボードと駒です。
駒には、サイコロを二色・五個ずつ用意して使うこともできます。サイコロを使う場合には、サイコロのサイズに合わせてボードの縮尺を印刷時に調整しましょう。
Rinne と Tenseiは、'輪廻'と'転生'のことです。
ページ先頭右、および右の写真が、2009/7ニューモデルのペンタ駒です。ページ先頭右写真のボード上の黄色い丸が、お互いのゴールです。
五角形の駒にすることで、ダイス駒での問題点
を、すべて解決しました。
駒の進行方向の頂点にある図が、現在の状態です。左向きに順に回転させるだけで、次の成り駒に変化します。
Tenseiではランダム・ファクターが入るので、実力差のある二人(お父さんとちびっこなど…ちびっこの方が強い???)が対戦する際、弱いプレイヤーにも勝利のチャンスが生まれます。
FlipFlopは、Rinneの姉妹ゲームです。
Copyright © Masahiro Nakajima 2009, www.nakajim.net 2009, All rights reserved.