こちらの公開は終了しています。最新版は、Abstract Strategy Games Onlineをご覧ください。
Abstract Strategy Games Onlineの本バージョン(Version 5)は、 館長がこれまでのシステムを開発した環境をベースに、AI研究の一人者である 北陸先端科学技術大学院大学のクロエツェー・ジュリアン氏がAIの強化を担当しています。
プログラムは、開発中のもので、恒久的・一般向けの公開を目的としていません。また、プログラムに不具合が多数残っておりますことをご了承ください。
このシステムは、アブストラクトゲームのオンライン対戦環境です。実際にAIや対人で対戦することで、アブストラクトゲームのルールや楽しさを理解しやすいと考えて、このシステムを制作しました。統合ゲームシステムなので、このページで、現在は6つのゲームの実装が完了しています。
ゲームを遊ぶには、ブラウザにFlashPlayer Pluginが必要です。
画像をクリックすると、イメージの拡大です。ゲームの名称をクリックすると、各ゲームの紹介ページへ移動します。
また、当館では他にも以下のゲームが体験できます。
ネットワークアプリケーションですので、通信障害があるとゲームが途中で止まってしまうこともあります。 あしからずご了承ください。
本、オンラインゲームシステムは、サーバー側で動作する独自の汎用ゲームエンジンと、Flexを使ったユーザーインターフェースによって構成した、アブストラクトゲームのためのメタゲームシステムです。
フロントエンドはFlexで記述、バックエンドにJava+RDBMSを使ったAIです。これまで公開していたRubyのAIに対して、高速になり深読みができるようになっています。期間中のAIは、ゲーム木を用いたAIのみ公開しています。開発中のバージョンでは、モンテカルロ法なども取り入れた、能力の高いAIを実現すべく研究を進めています。
汎用性を目指したシステムなので、今後もゲームの種類を増やしていきます。APIなどの整理がついたら、技術情報の公開もしていこうと思います。
いずれは、AIのできを競う、プログラミング・コンテストなども開催できればと考えています。
Rinneのルールについては、RinneTensei/RinneTensei (English)のページをご覧ください。
Rinneは、FlipFlopよりも、ゲーム的に少しばかり複雑であることと、開局後の必敗手筋があるため、定跡データベースや、学習機能なしで、強いAIの実現は容易ではありません。 ゲームの雰囲気は味わってもらえると思いますので、公開することにしました。今後、定跡やモンテカルロ法によるAI強化を予定しています。
FlipFlopのルールについては、FlipFlop/FlipFlop (English)のページをご覧ください。
King's Valleyのルールについては、King's Valleyのページをご覧ください。
新しいルール、「王の奪還」: Retrieve the King を遊べるようにしました。
ゲームの性質上、選択できる手が(コンピューターにとっては)決して多くありません。本AIは、深読みレベルをあげることで、ゲームを解決しました。
Logy and 山本光夫に、オリジナルゲームの製作者、山本さんのゲームが紹介してあります。
Alapoのルールについては、Alapoのページをご覧ください。
本システムでは、思考速度を大幅改善しました。ゲーム探索空間が*4広いのですが、以前のものよりも深読みが可能になりました。
5五将棋のルールについては、5五将棋のページをご覧ください。
Version 4 に対して、本システムでは深読み能力を優先して、読む手の選択をおこなっていないため、今のところ弱いという結果もでています。今後、改善していきます。
学会期間中に限り、学研目的で公開いたしました。強化されたAI相手に、多くの人が苦戦していたようです。シンプルなゲームにも関わらず、とても奥深さがあることを体験していただけたのではないでしょうか。
どうぶつしょうぎのルールについては、どうぶつしょうぎのページをご覧ください。
駒画像には、リアルな動物写真を使いました。オリジナルのイラストのかわいらしさには遠く及びませんが、これはこれで女性にも好評なようです。